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8月4日の時間割 7時限目

 

19:00~20:00

石和 貞男(いしわ さだお)先生

(お茶の水女子大学名誉教授)

講話「学ぶこと思うこと」

 

授業内容

主にショウジョウバエを用いた実験集団遺伝学を研究し、遺伝学の権威である石和貞男 教授。国際生物学オリンピック日本委員会の運営委員長も務め、長年尽力されています。

石和先生は最初に「からすたろう」という本を取り出し、「この本を読むと、京都大学時代の友人を思い出す」と語りはじめました。「からすたろう」は、みんなに馬鹿にされながらも、一つのものをじっと見つめ観察するのが好きな「ちび」が、学芸会でとても上手にからすの鳴きまねをし、みんなを感動させる-というストーリー。周りに流されず、面白いと思ったことをつきつめることの大切さがわかる絵本です。

石和先生は、「君たち自身が、この主人公のように夢中になれることを見つけて欲しい」と話しました。
その他にも、盲目のピアニスト・辻井伸行さんと先生の関係を描いた本や、論語などを紹介し、「ある問題意識を持ち、考える。それが思うこと」と語りました。


最後には、石和先生が運営委員長を務める国際生物学オリンピックについて紹介しました。今年、韓国で開催された大会では、日本勢から金メダリストが誕生したことを報告。「メダルの数や色よりも、自分がその舞台で力を発揮することが大事。世界の友達と腕比べする気持ちで、みなさんもぜひ参加して欲しい」と呼び掛けました。

 

講師プロフィール

1968年に米国・パーデュー大学よりPh.D.を取得。在職中は基礎遺伝学、進化遺伝学、集団遺伝学などの授業を担当。研究分野は、主としてショウジョウバエを用いた実験集団遺伝学。また、遺伝学の教科書として世界的評価を得ている「エッセンシャル遺伝学」(培風館)の日本語版監訳などにも携わる。日本遺伝学会元会長。 国際生物学オリンピック日本委員会 運営委員長として、永年尽力。