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8月8日の時間割 4時限目

 

16:10~18:00

並木 雅俊(なみき まさとし)先生

(高千穂大学 人間科学部長 教授)

講義(1)「日本の科学者」
講義(2)「国際物理オリンピックと物理チャレンジ:大会紹介と問題解説」 

授業内容

高千穂大学人間科学部の教授を務めている並木雅俊先生。
授業の前半は日本の科学の歴史を紐解きました。はじめに日本のノーベル賞受賞者の数を外国と比較し、「日本のノーベル賞受賞者は、まだ受賞者がいない韓国などアジアから見れば多いが、アメリカやヨーロッパから見れば、まだまだ少ない」と述べました。
その理由として、明治時代まで日本の科学が西欧に比べて、大きく遅れていたことを指摘。
「例えば、日本に地球という概念が入ってきたのは18世紀後半。西欧は日本より200年以上早い」 と並木先生。


一方、日本初の物理学者となった山川健次郎など、明治維新以降、日本の科学の発展に大きく貢献した人たちを紹介しました。
当時の科学者たちの死に物ぐるいの努力があったから、今の日本の科学力がある。是非、皆さんも情熱を持って努力し、世界で活躍するような科学者になって欲しい」と塾生たちにエールを寄せました。


授業の後半は「国際物理オリンピック」という中・高校生を対象とした物理の世界大会と、その国内代表者を選出する「物理チャレンジ」について紹介。実は並木先生は物理チャレンジの日本委員会の副委員長。過去に出題された問題などを解説しました。
「第1回物理チャレンジの1位は高校生ではなく、中学3年生だった。皆さんにも十分チャンスがあるので、是非挑戦して欲しい」 と塾生に参加を呼びかけ、授業を締めくくりました。

授業はストリーミング動画で公開中。ぜひご覧下さい

 

→当日使用された資料をダウンロードする

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講師プロフィール

埼玉県生まれ、1980年 東京都立大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程単位取得退学。世界物理年日本委員会副委員長、日本学術会議物理学研究連絡委員会幹事などを歴任。 現在、物理チャレンジ・オリンピック日本委員会副委員長。 国際物理オリンピック韓国大会(2004年) シンガポール大会(06年) ベトナム大会(08年) クロアチア大会(10年)にオブザーバー参加。 著書に『大学生のための物理入門』(講談社)、『物理のための数学入門』(共著、講談社)、『文明開化の数学と物理』(共著、岩波書店)など。TV番組・映画などの科学監修も多数手掛ける。