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塾生によるまとめ

 

出席番号:39

三浦 俊次 (みうら としつぐ)

 

 まとめ 

   九日間という期間は、合宿に参加する前は長い期間に思えましたが、実際に参加すると本当にあっという間で、とても充実した楽しい九日間でした。それは、「本物」の先生からとても中身の濃い授業を受けることができたから、そして「理科好き」という共通点を持って集まった人たちと生活を共にできたからだと思います。

緊張する中で始まった開塾式で有馬先生がおっしゃっていた、「みなさんもっと自信を持ちなさい。」という言葉に、僕は感動しました。僕自身、今の世代はゆとり教育のせいで学力が低下していると思っていました。しかし、それはマスコミの誤った統計の見方によるもので、実際は日本の学力は下がっておらず、常に上位にいるということを知り、とても安心し、勇気づけられました。そしてこれからは自信を持ちながら、理科を楽しんで学んでいきたいと思いました。


この創造性の育成塾で学んだことで、とくに印象に残っているものは3つあります。
一つ目は、広い視野を持ち、他の人がまだやったことのないようなことをする、ということです。今までの僕は、他人の考えに頼ることもあり、多くの視点を持てず、そのため発見には限りがありました。しかし、この合宿で、他人の考えでは新しい発見ができないが、自分で考え、視点を変えることで、新たな発想ができ、それを積み重なることで目標に近づけるということを知ることができたので、これからは、今まで以上に幅広く物事に触れ、自ら独創的な発想をしていきたいと思いました。

二つ目は、憧れや目標を持ち、自分の好きなことを貫き、それに向かって日々少しずつでもいいから努力していくということです。僕は、小学生の頃にリニアモーターカーに興味を持ち、もっと知りたいという好奇心から原理などを調べ、超伝導という現象のすばらしさに感動していました。しかし、超伝導はリニアモーターカー以外に利用する方法がないと思っていたため、超伝導技術は今後ほとんど発展しない、遠い存在だと思っていました。しかし、この合宿に来て、その考え方は大きく変わりました。超伝導技術が世界中の電力不足を解決することができるという北澤先生の話を聞いて、超伝導技術の研究・開発が遠い存在から目標に変わりました。今後は超伝導についてより深めていき、将来は、超伝導技術によって世の中の暮らしをよりよくするような研究・開発をしたいと思います。

そして三つ目は「何のための科学か」ということです。「科学技術を利器とするか凶器とするかを決めるのは人間だ。」という木元先生のお言葉には深く考えさせられました。僕は、一人ではなく周りに支えられて生み出されてきた科学技術を、感謝の意をこめて、平和のため、世の中のために利器として利用される科学技術であってほしいと思い、僕自身もそういう心を持って科学を学んでいきたいと思いました。

この九日間の合宿は、忘れられない、本当にとても貴重な経験となりました。ここで学んだことを胸に、これからの日々を過ごしていきたいと思います。最後に、すばらしい授業をしてくださった講師の方々、この貴重な経験をする環境を作ってくださった運営委員の方々、事務局の方々、本当にありがとうございました。