本日は、富士山5合目自然観察と富岳風穴の見学が行われました。
　この時間のレポートは、サポーターとして参加してくれている、1期塾生の中山敦仁君（東京大学理科三類１年）にお願いしました。

本日は、2回目の課外授業。
午前中は富士山5合目自然観察です。

塾生たちは、5合目に行くまでのバスの中からも木々の形の変化を観察していて、はじめから熱心な様子です。その後、班ごとに観察へ出発。ハクサンシャクナゲ（写真、左）や富士山固有のベニイタドリ（写真、右）の写真をとったり、シラカバを見て、「あ、木の色が違う！」と声を上げたりしながら、山道を進みました。

 

  

 

 

残念ながら雲のかかった富士山でしたが、普段は見ることのない自然風景に目を輝かせて、皆さん山登りを堪能していました。

 

 

樹海での昼食を挟んで、富岳風穴へ。
風穴内の冷気に寒さを感じつつも、独特の構造をはじめて見ることで自然の神秘を感じている様子でした。

 

 

また塾生一人一人に簡易放射線測定器「はかるくん」が配られ、富士山、風穴、樹海の自然放射線の測定を行いました。彼らは実習を通して、放射線を身近なものに感じている様子でした。

 

今日一日でたくさんのことを学んだにもかかわらず、塾生はそれをすべて理解しており、彼らの吸収力、意欲に、僕自身圧倒されました。
幸運にも活動中は雨に遭うことなく、とても楽しい一日でした。