8月7日 (火) 3時限目
16:40~ 瀬戸 治夫 東京都立小石川中等教育学校 教諭 実験 「惑星『火星と土星』」 |
【授業レポート】
授業のキーワードは、・視点を切り換える。・百聞は一見にしかず。
いろんな角度から物事を見てほしい。そして、キレイな衛星写真もいいが、望遠鏡で実際に自分で見てみると、また感動がある。と、講義を始めた瀬戸先生。
ワークシートの図から想像をふくらませて、夜8時の、西の空の火星と土星の位置を予想してみる。
次は土星の環の見え方について。シュミレーターによって計算された環の見え方をスライドで表示。また、土星から見た地球のイメージも見せ、いろいろな視点を紹介した。
続いて、火星の見え方について。
ワークシートに描かれた地球と火星の軌道。月ごとの地球と火星の位置を線で結び、先端をなめらかな曲線で結んでいく。地球から見た火星は、巡行と逆行を繰り返す、複雑な動きをしていることがわかる。
後半は、体を使って宇宙を再現。
太陽と土星の距離を計算し、距離感を庭で再現する。まずは、基準となる自分の歩幅を測る。
それをもとに、太陽からの土星の距離は何歩なのかを割り出す。太陽に見立てた目印から、その歩数を歩き土星までの距離を体感した。
8月7日に瀬戸先生が撮影した土星。ぼんやりと環が確認できる。