8月8日 (水) 5時限目

 

16:30~

牧野 順子

品川区立小中一貫校八潮学園 副校長

実験

「化学変化で絵を描こう」 

 

【授業レポート】

 

 

 

「いろいろな発想を試してほしい」
牧野先生が用意した実験道具は、BTB溶液(緑色)、紫イモから抽出した色素(紫色)、フェノールフタレイン液(薄桃色)。そして、綿棒と2枚の紙。

 

 

重曹とクエン酸が塗られた紙に、3種類の試薬を使って、綿棒でオリジナルの絵を描く。

 

 

クエン酸が塗られた紙にBTB溶液を浸けると【黄色】紫イモから抽出した色素は【赤】フェノールフタレイン液は【透明】に変化する。

 

 

重曹が塗られた紙にBTB溶液を浸けると【青】紫イモから抽出した色素は【青】フェノールフタレイン液は【赤】に変化。どの反応を使って色を作り出すかがポイント。

 

 

タイトル『満天の花火』
「作れる色には制限があるので、色からイメージを考えて描きました。」

 

 

タイトル『ふじさん』
「重曹を塗った後に、BTB溶液をつけて黄色を出しました。」

 

 

「重曹もクエン酸も日常にあるもの。化学変化は日常で起きている。紙の上で原子が動いていることを想像してみてほしい」と化学の面白さを伝え実験を終えた。