8月9日 (木) 1時限目

 

09:00~

植物イノベーションセンター
J T

実験 

「一を聞いて(計って)十を知る科学
…茶碗一膳(一杯)のお米から始めよう…」

 

【授業レポート】

 

 

「皆さんは、昨日の夕ごはんでお米を何粒食べました?」と授業を始めた上岡先生。今日はお米をテーマに、3つの実験を行う。最初に田んぼやお米に関する基本的な単位と知識を確認。

 

 

 

まずは計測実験。それぞれ茶碗1杯あたりに白米と玄米が何粒入っているか、稲1株から穂は何本出ているか、1本の穂あたりどのくらいの籾がつくかを手分けしてひたすら数える。

 

 

 

それぞれに答えが出た。茶碗1杯あたりでは白米の方が粒数が多く、1粒あたりの重量は玄米の方が重い。20倍のルーペを使って白米と玄米を観察し、理由を探る。

 

 

1株あたりの穂数と穂1本あたりの籾数から、稲1株あたり(=種籾1粒あたり)およそ2000~2500粒の籾が取れることが分かった。水田1㎡あたりには22株が植えられることから、1a(アール)あたりどのくらいの米が取れるかも計算できる。

 

発芽した玄米と白米を観察。胚のある玄米を水に浸けておくと、芽と根が伸びてくる。

 

 

うるち米ともち米、おかき、せんべいを砕いて、ヨウ素でんぷん反応で違いを調べてみる。もち米は変化せず、うるち米は青紫に変化。うるち米にはアミロースが含まれている。また、おかきとせんべいではせんべいが青くなるため、うるち米が使われていることが分かる。

 

 

最後の体験学習では、自分の手で籾を脱穀して籾摺りし、精米。茶碗1杯のお米から、たくさんのことが分かるということを学習した。

 

 

 

 

 

 

 

 

【講師ご紹介】

上岡 修 先生
J T  植物イノベーションセンター 主任研究員
千葉大学自然科学研究科博士課程修了 生物工学専攻
理学博士