第７回創造性の育成塾に参加して

富士山の麓で過ごした８日間は、４１名の仲間達と、多くの講義、実験、富士山五合目や風穴の見学など、充実した素晴らしい経験となりました。

育成塾で多くの先生方が、「創造性を伸ばすには、苦しい時に目を背けない。」「逆境をチャンスにしろ。」とおっしゃっていました。

逆に失敗を乗り越えるには、創造性が必要なのだと思います。
まるでいたちごっこのようですが、失敗を恐れず苦しい時こそ学び成長していくことが大切なのだと感じました。

科学技術に貢献してきた科学者たちは、新しく独創的な発想を生み、私たちの生活を日々前へ前へと進めていっています。
新しい発想は、研究を続けていく中で突然思いつくことが多いそうです。
まるで偶然出た発想のようですが、その偶然を必然にするまで長い時間をかけ、研究に対する強い思いがあったからこそ、ひらめいたアイデアなのだと感銘を受けました。

私は、科学の魅力とは、まだ誰も知らない事を発見、発明する事だと思います。
有馬朗人先生や村山斉先生がおっしゃるように、まだ世界は、未知な事に溢れており解決しなくてはならない問題がたくさんあります。
どの講義も知らない事ばかりだったので更に多くの事に興味が湧き、まだどの分野をやりたいか決められませんが、人類の発展に貢献できる人間になりたいと強く決意しました。

最後になりましたが、お忙しい中教えていただいた先生方、育成塾の関係者の皆様には大変お世話になり心から感謝しています。
本当にどうもありがとうございました。