第7回夏合宿 > 塾生紹介 > 塾生合宿まとめ

 
   
 
  

 

出席番号 27

 

野村 俊貴(のむら としき)

 

 

 

『富士山になろう』

 

 私はこの創造性の育成塾で、自分で物事を解決する上で必要な力や、その上で心がけるべきことについて理解することができました。

今回の講義の中で特に印象に残ったのが、野依先生の「無から有(ゆう)を創造せよ。」という言葉です。有を作り出すときには、多くの失敗をしたり、葛藤(conflict)に陥ったりすると思います。

今まで私は、「なるべく失敗を避けるために、過去行ったことをもう一度繰り返す」ということをしていたように思います。しかし、先生方の講義を聴き、失敗をその後の理解につなげることができれば、失敗は悪いことではなく、逆に葛藤や失敗を事実として受け入れ、次につなげることで真の科学的理解が得られるのだと実感しました。

創造性の育成塾が終わってからは、この場で学んだことを応用し、さらに成長するために、薬袋先生が勧めてくれた数学オリンピックや日本学生科学賞に挑戦したいと思います。
そして、そこでの経験を自分の糧として、最終的に有馬先生のおっしゃっていた「富士山」を目指し、自分独自の道でOnly1になれるように学んでいきます。