第8回夏合宿-HOME  > 塾生紹介  > 塾生まとめ

 
   
 
  

 

出席番号 28

 

東浦 千苗  ( ひがしうら ちなえ )

 

 

 

夏合宿のまとめ

私はこの合宿を通して、自ら進んで科学すること、特に何事も自分でよく考えることの大切さを学ぶことができたと思います。そして、それは創造性を伸ばすきっかけになり、私にとって大きな成長の第一歩になりました。
先生方の講義や実験では様々なことを学ぶことができましたが、その中でも私にとって一つのテーマとなったのは自分から積極的に行動することです。科学では、大まかに分けて、疑問を見つけ、それについて調べ、研究し、そして考えるという段階があると思います。しかし、これらのことは最初から全部、自分でやらないと意味がないと私は考えるようになりました。自ら見つけた疑問を自力で考えて解決してこそ、発見が生まれ、考えたプロセスが本当に自分のものになると思います。
また、私はいろいろな発見や発明をした先生方のお話を聞いて、先生方は皆、その発見や発明の時にそれまでに蓄えておいた知識が一瞬で全部つながるとおっしゃっていた、ということに気づきました。創造性がなければできない、発見や発明をするには、もちろん知識を身に着ける必要はあるのですが、それ以上にその知識を結びつけるということができないといけないのだということがわかりました。そして、知識を結びつけることができるようにするためには、日頃からよく考えていなければならないのだと私は考えました。普段から考えることによって、少しずつ知識の断片がつながり始めて、ある日、それらがすべて一つになるのだと思います。
自ら進んで科学すること、そしてよく考えるということは、まだ私にとっては難しいかもしれません。しかし、本当に好きなこと、やりたいことについてであれば、いくらでも自分で考えることはできると思います。また、考える種は探せばたくさんあるのです。私は、富士山の自然観察で新たな疑問を見つけ、少し考えてみました。まだまだ最初の段階ですが、これをきっかけとして、これからは、自分でよく考え、科学するということをしていきたいです。そしていつかは、将来の夢である、世界の役に立つ人間になりたいです。