夏合宿のまとめ
僕は、この合宿で2つの大きな課題を見つけました。
1つ目は、「身の回りのことに興味を持ち、注意して考える力」です。
富士山自然観察で、僕は、氷穴をただの観光地としてとらえ、その寒さの秘密について、兼先生に教えていただくまで、まったく考えてはいませんでした。あの時、疑問に思う力が、創造につながる発見を生むのだと思います。
また、これは情報に関しても言えます。科学技術館さんの授業で聞いた、金町浄水場の放射性物質の話で、都民ながらまったく意識せず、情報を調べることなく報道をうのみにし、情報を読み解き自分で考えることを放棄していたことを認識しました。この反省を生かし、何が本当に正しいことなのか、当たり前のことほど注意して考えたいと思います。
2つ目は、「努力を継続し工夫すること」です。
僕は、日頃、努力を中途半端にしかせず、工夫することが少ないように思います。そんな僕には、浅島先生のおっしゃっていたこの「努力を継続し工夫すること」が、成長に欠かせないと思います。部活も、勉強も、何事においても、全力で取り組み、小林先生から紹介していただいた、「成功は、成功するまで続けるから得られる。成功しないのは、途中であきらめるから。」という言葉を胸に頑張りたいと思います。
また、この合宿を通じて将来なりたいものも見つけました。それは、社会科学の専門家として政治家になることです。鈴木寛先生の授業を受けて僕は、他の分野の科学者では解けない人間に起因する現象について考え、その視点から、新しい日本を創りたいと感じました。そして、困難にぶつかっても、森先生のおっしゃっていた「困難はチャンスだ」という言葉を思い出し、しっかりとした軸をもってがんばりたいと思います。
日頃から、注意して物事を考え、努力を惜しまず、工夫して生活していくことで、人格と品性を兼ね備えた、日本・世界に貢献、世界を舞台に活躍できる人材になります。
授業をしてくださった先生、運営委員の先生、事務局の方、宿舎の方、サポーターの方をはじめたくさんの方の支援に感謝し、その期待にこたえたいと思います。
7泊8日の間本当にありがとうございました。
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