塾生番号 01~
塾生番号 11~
塾生番号 21~
塾生番号 31~

まとめ発表の様子は、こちらからご覧いただけます。

塾生番号01:板垣 仁菜(いたがき にな)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

私の学校がある佐賀県は、明治維新の先駆的役割を果たしました。
幕末維新期に佐賀藩は、全藩士の子弟を身分に関わらず、優秀な成績を収めれば役職に抜擢する大胆な改革を行いました。
勉学を推奨し、物理や化学を研究させて、佐賀藩は1850年に城下・築地に国内初の反射炉を築造し、1865年には日本初の実用蒸気船「凌風丸」の建造に成功しました。また、他藩に先駆けて英語学校「蕃学稽古所」も創設し、総理大臣を務めた大隈重信らも輩出した場所です。
歴史が教えてくれるように、新たな変化に対応する能力の大切さを感じ、この地で私は先人と同じく新たな科学技術力を学んでいいきたいと考えています。

Q.好きな教科

数学

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

ディベート部
色覚異常のメカニズムとユニバーサルデザインの研究

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

国際科学オリンピックを目指す全国の友人と出会って、
新たな見識を得て、大きく躍進する夏休みにしたいと思います。
難しい内容にも挑戦して、この合宿で得られることを必ず研究に役立てていこうと楽しみにしています。

夏合宿のまとめ

私はこの育成塾に行って、大きく意識が変わりました。それは、今まで学校の中で1位を目指していた私の狭い世界を世界に広げることができたことです。
そして最も心に響いた言葉が、澤先生がおっしゃった「君はリスクをとれるリーダーになれるか?ファーストペンギンのように、なってほしい」という言葉です。ファーストペンギンは一番最初に海に飛び込むため、食べられやすいですが、他のペンギン達を主導する役目です。リスクをとることは確かに難しいと思います。自分が負けるかもしれない、責任が重いかもしれない、それでも、リーダーとしてリスクを背負い経験を積むことは夢への一歩になることに違いありません。

それに、私の常識を覆すような塾生の考え方はとても勉強になりました。固定概念を持たずに、他のリスクを考える、失敗しても改善法を編み出し諦めない、そんな精神を私も学びたいです。

14期生のみんなと再会することを楽しみに、科学オリンピック、大学入試に向けて努力を続けたいです。講師の先生方、塾生のみんな、育成塾を支えて下さった先生方、本当に素晴らしい経験を有難うございました。

 

塾生番号02:井上 泰直(いのうえ やすなお)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都練馬区
練馬区は23区で最も農地面積が大きく緑が豊かです。
僕の住んでいる江古田という街は、3つも大学がある学生街です。

Q.好きな教科

理科と社会は全部好きです。
特に好きなのは生物と地理です。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

卓球部と生物研究会に所属しています。
生物研究会では、植物の研究をしています。
趣味は読書とガーデニングです。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

第一線で活躍されている先生方のお話を聞けたり、
同じ志を持つ同級生と共に過ごしたりするこのような合宿に参加できてうれしいです。
貴重な機会なので、たくさん刺激を受けて、出来るだけ多くのことを吸収したいです。
精一杯頑張ります。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は、この創造性の育成塾で「考える力」の大切さを幾つもの講義で学びました。
その中でも強く印象に残ったのが、上田正仁先生の講義です。上田先生は、「『考える力』の鍛え方」というテーマでお話してくださいました。そのお話では、「考える力」には3種類あり、「マニュアル力」「考える力」「創造力」だということでした。それぞれ求められる人生の段階が違い、最終的に社会で求められる力は創造力です。私は、社会で求められるような人間になる為に、先生のおっしゃっていたような「意識的かつ不断の努力」によって脳を日々鍛えることにしました。そのために、自分の興味のあることや生活の中で見つけた疑問を探求していき、考える習慣をつけることで創造力を身につけていきたいです。

また、上田先生の研究室のZongping Gong先生は、科学オリンピックに参加することで上田先生と同じ「考える力」がつくと話されていました。私は、それを聞いて参加することを決めました。育成塾の前は科学オリンピックなんて遠い存在で、自分にはとても無理だと消極的に考えていました。しかし、先輩たちも自分と同じような中学2年生だったと知り、積極的になったのです。この経験を通し、自分の物事に取り組む姿勢の変化を感じました。

このように、多くの知識を吸収し、自分の成長も実感した一週間でした。この経験を活かし、将来は研究者をはじめとした創造力・創造性を活かせるような道に進みたいです。

 

塾生番号03:魚野 奈緒(うおの なお)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都多摩地区に住んでいます。大きな公園もあり自然豊かで過ごしやすい所です。

Q.好きな教科

理科・数学

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

学校では、理科部に所属しています。
趣味は世界遺産巡り(国内)と読書(好きな作家は恩田陸さん)です。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

今回の合宿でひとつでも多くの事を吸収し、有意義で充実した8日間にしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

夏合宿のまとめ

この夏合宿での講義や実験は全て面白く、理科の奥深さや楽しさに改めて気づくことができました。その中でも印象に残っているのは上田先生の講義です。特に心に残っているのは「考える力は生まれつきの才能ではない。意識的かつ不断の努力で鍛えられる」という言葉です。

私は今まで、考える力というのは特別な人だけが持っている才能だと思い込んでいました。そのためすぐに諦め努力することをやめていたのです。しかし上田先生の講義を受けて、努力を惜しまず意識的に自分で考えるという事を続けていけば考える力はつけられるということを学びました。
そして私の考えは変わりました。自分の意識や努力次第で私も変われるんだと考えるようになりました。また、これからはどんな壁にぶつかっても現実から逃げず、自分で考えることを大切にしていこうと思うことができました。

私にとって合宿での仲間や先生方との出会いは一生の宝物です。この出会いを大切にこれからも着実に一歩ずつ前に進んでいこうと思います。貴重な8日間をありがとうございました。

 

塾生番号04:大谷 莉々(おおたに りりぃ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都
ビルに囲まれた街で暮らしています。
観光客の乗ったヘリコプターが、街の夜景を見るためのツアーなどで、頻繁に私の家の上を通ります。
海外から来賓が来たり、有名人が逮捕されたりすると、追跡するためのカメラを乗せた沢山のヘリコプターが飛んでいくのが見えます。
私の街の良い所は、凄い量のヘリコプターが飛んでいたら何かニュースな出来事が起きたのだとわかる事かもしれません。
ちなみに都を代表するマスコットキャラクターがいません。
調べてみたら神奈川県もゆるキャラの代表が決まっていないそうです。

Q.好きな教科

数学、理科(化学、物理、生物、地学は天体のみ)、英語

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

科学部で二年副部長をしています。
趣味は読書と将棋です。本はミステリー小説と恋愛小説をよく読みます。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

様々な分野の第一人者の方々の講義を聞くことのできる機会はなかなかない事なので、
これから経験する貴重な8日間が学びの多い、有意義な時間になると良いなあと思います。

夏合宿のまとめ

私はこれまで理科全般に関心がありましたが、移り気なので突き詰めて勉強することはありませんでした。しかし、創造性の育成塾で、特定の分野に関する知識が豊富で、すでに得意ジャンルを確立している多くの塾生たちと出会い、衝撃と焦りを感じました。

8日間に渡る合宿の中で、京都大学の森和俊先生が「小胞体ストレス応答」について講義してくださいました。体の中のタンパク質が本来持っている能力を引き出す「シャペロン」に関するお話です。森先生は、分子生物学の分野でノーベル賞最有力候補と言われる存在ですが、高校まで生物が嫌いだったとおっしゃっていたことに、またしても私は衝撃と焦りを感じました。

その衝撃とは、中高生の時に得意ジャンルを作れていなくても、その後見つけることも出来るんだ!という衝撃。そして焦りとは、いま嫌いに思う教科でも、将来使う事になるかも知れないので、しっかり勉強しなくてはまずいぞ、という焦りです。

得意分野がないことに引け目を感じていましたが、恵まれていることに、私は今回の合宿で多くの先生の貴重な講義を拝聴することができました。先生方は、私達の能力を引き出そうとしてくださる「シャペロン」のような存在です。シャペロンに出会ったからには、私も自分の進むべき道を見つけて、努力しなくてはなりません。今はまだそれがどの方向なのか分からないけれど、とりあえず目の前のこと全てに一生懸命取り組んでいきたいと思いました。

有意義な学びの機会を与えて下さった講師の先生方、事務局・OG・OBの皆様、楽しい日々を共にした塾生の仲間たち、協賛企業の皆様に心より御礼申し上げます。最後に、私達のグループの自作ロボットが、コンテストの“最下位”決定戦で、大会“最高”得点を記録して嬉しかったことも記しておきます(笑)。忘れられない思い出を有難うございました。

 

塾生番号05:沖汐 龍(おきしお りゅう)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

僕の住んでいる東京都文京区は、青木昆陽が甘藷の栽培をした小石川御薬園
(現 小石川植物園)が有名です。園内には「ニュートンのリンゴの木」や「メンデルのブドウの木」があります。
また、弥生式土器の弥生とは文京区の弥生(地名)が由来となっています。

Q.好きな教科

地学、物理、生物、化学、日本史、世界史

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:音楽部(ピアノ)、生物部
趣味:読書、ピアノ、城巡り、国内外の博物館巡り
興味のあること:カモノハシ、古生物、古代ローマ帝国

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

著名な先生方の講義をはじめ、全国の理科好きな中2生達と共に
深く科学を学べることを楽しみにしています。
よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

僕は創造性の育成塾で、知識だけでなく学問に対する心構えや考える力、疑問に思っていた事も理解が出来て大変有意義な8日間になりました。
京都大学大学院 森和俊先生の「小胞体ストレス応答:私達の細胞が持っている驚異の復元力」は、特に興味のある講義でした。食事の時間にもRNAワールド仮説についての質問に詳しく教えて頂き感銘を受け、合宿から帰宅後に先生の著書「細胞の中の分子生物学」を読み更に理解が深まりました。

東京大学大学院 上田正仁先生の講義「考える力の鍛え方」では、基礎となる「マニュアル力」の土台をしっかり作り、難問にもあきらめずに粘り強く考え抜くこと、勉強だけでなく様々なことに関心を持って「考える力」を鍛え、研究に不可欠な「創造力」をつけること、この3つ全てが大切だということを学びました。

昨年度に続き、今年度も地学オリンピック本選に出場して、合宿で学んだことを活かして前回より上位を目指して頑張ります。

塾長の有馬先生がおっしゃっていたように、困難に直面してもあきらめず努力をして、AIにはない創造力を身につけて、世界に貢献できる科学者になりたいと思います。
最後になりましたが、僕の質問に丁寧に詳しく教えて頂いた先生方、貴重な講義をして下さった先生方、お世話になった事務局の方々やOBOGの先輩、14期生の皆様、本当にありがとうございました。

 

塾生番号06:小俣 智也(おまた ともや)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

千葉県我孫子市に住んでます。
我孫子市には、手賀沼という沼があり、そこにはたくさんの鳥がいます。
そのため、日本で唯一の鳥類専門の鳥の博物館があります。

Q.好きな教科

数学 特に幾何が好きです。
体育 走ることや運動することが好きです。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活はサッカー部に入っています。
サッカーはドリブルで相手を抜いてからのシュートが最高に楽しいので、
ドリブルが上手いネイマールとアザールが好きです。
趣味もサッカーすることです。
毎日YouTubeで上手い人ドリブルを見ています。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

一流の先生の講義が聞けるチャンスなので集中して頑張りたいと思います。
また、グループワークなどは全国の仲間と協力して一生懸命やりたいと思います。
7泊8日よろしくお願いします!

夏合宿のまとめ

今回の合宿は、初めて聞く話しが多かったのですが、分かりやすくて楽しい講義が続く、あっという間の一週間でした。このような講義の中でも、僕は、特に、二つの言葉が印象に残っています。

一つ目は、上田先生が仰っていた「成功のカギは『あきらめない人間力』である。」という言葉です。僕は、無理だと思ったらすぐにあきらめたり、サボったりしてしまっていました。これからは、辛いときほどあきらめずに一生懸命取り組みたいと思います。また、上田先生は「失敗を繰り返さないために、失敗をノートに整理して、パターン化しろ。」とも仰っていました。僕はこの日の夜に自分の失敗をノートにまとめました。このノートを活用して振り返ることで、日々の生活の中で失敗を繰り返さないように一生懸命やりたいと思います。

二つ目は、澤先生が仰っていた「迷ったら、難しい方を選べ」という言葉です。この講義を聞いて、僕は簡単なことばかりやるのではなく、難しいことに挑戦することが大切だと思いました。これからは、簡単なことだけではなく難しいことにチャレンジしていきたいと思います。

僕は今回の合宿を通して様々なことを学んだり、経験したりすることができました。ここで学んだ経験を生かして、僕の将来の夢を実現できるように頑張りたいと思います。

 

塾生番号07:梶川 広樹(かじかわ ひろき)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

茨城県龍ケ崎市に住んでいます。龍ケ崎市は河童伝説や鰻丼発祥の話で有名な牛久沼があります。
また、大相撲元横綱・稀勢の里の出身地でもあります。
筑波宇宙センターなどがある筑波研究学園都市のあるつくば市からは車で30分程なので、
よく研究所の見学などに行きます。

Q.好きな教科

理科全般(特に物理)、歴史(日本史)

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

中学校では科学サークルに所属していて、植物の研究などをしています。
趣味の一つは読書です。
ぼくは宇宙科学や物理、歴史(日本の城)が好きなので、それらの本を中心に読みます。
小説は池井戸潤さんの作品が好きです。
その他にも、たまに将棋をしたり望遠鏡で星の観察をしたりします。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

この度、貴重な体験をさせて頂けるということで、創造性の育成塾では、
全国の塾生の皆さんとともに新たな知識を身に付けるだけでなく、
交流を通じてたくさんのことを感じ、学んでこれからに生かしていけるようにしたいと思います。
8日間、宜しくお願いします。

夏合宿のまとめ

僕は創造性の育成塾に参加して、創造性とは何かという問いに答えを出すことができました。
講義をして下さった講師の方から様々な答えを知ることができましたが、僕の答えは「社会や自らを見つめること」です。僕はこの夏合宿でたくさんの講義や実験を受けさせて頂くことができましたが、どの先生方も様々な観点から予測不可能な未来を見出すといった点で共通していたと思います。医学や宇宙、さらには倫理など多岐にわたる分野において必要なのはこれからの社会で何が必要なのか考える力、それが世の中や自分を見つめる力だという結論に至りました。

特に僕が印象に残っている授業は上田正仁先生の考える力についての授業です。AIやグローバル化によって大きく変わるつつあるこれからの社会で必要なのは、マニュアル力だけでなく、考える力、さらには創造性であることを学びました。学力ばかりを追い求め、ほとんど知識しか吸収してこなかった僕はこの合宿で創造性が創り上げていく社会を知ることができました。

同じような夢を持つ仲間と過ごした一週間は自らを見つめ直すきっかけになりました。これからは今まで嫌いだった考えることに対して積極的に取り組むとともに、今後も素晴らしい仲間と出会えるように日々自分を高めていきたいと思います。皆さん本当にありがとうございました。

 

塾生番号08:竃門 義博(かまど よしひろ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

大阪府の枚方市に住んでいます。
枚方市の人口は、大阪府で大阪市、堺市、東大阪市に次ぐ四番目の40万人です。
関西でUSJの次に入場者数が多い遊園地、ひらかたパークがあります。
枚方市は、生駒山地と一級河川である淀川にはさまれ、夏は近畿地方で一、二を争うような暑さになります。
淀川や京街道が通っていたため、江戸時代には宿場町としてさかえました。
七夕伝説が残っており、実際に天の川という川が流れています。

Q.好きな教科

科学、地理が好きです。科学の中でも、特に化学の実験が好きです。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

鉄道研究部に所属しています。
小さい頃から鉄道が好きで、よくマンションのベランダから新幹線を見ていました。
趣味は鉄道模型です。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

今回の貴重な合宿で、色々な経験と多くの知識を得るために、精一杯がんばろうと思います。

夏合宿のまとめ

僕は今回、創造性の育成塾に参加する前まで、科学のほとんどに対して、社会にもたらす良い点以外については、あまり深く考えることをしていませんでした。しかし、永井先生の講義を受けて、進歩する科学には、社会に悪い影響をもたらすことがつきものだと実感しました。

これまでは、医学の進歩について、一見すると、多くの人にいいことをもたらすと考えていました。しかし、決して医学に悪い点がないとは限らないと考えました。例えば、治験を行ったり、マウスで実験することです。もちろん、新薬を開発して承認を得るためには、治験が必要です。しかし、失敗すれば、命を奪ってしまう可能性があります。命を奪わなかったとしても、副作用がでるかもしれません。そのような科学の二面性を意識して薬を開発することの大変さを知りました。

今回参加したことで、これからの科学のあり方を考える機会となり、とてもよかったと思います。

 

塾生番号09:京 具弘(きょう ともひろ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

僕の住んでいる大阪市では今年G20サミットが開催されました。
家の近くには日本一長い商店街である天神橋筋商店街があり、天神祭が有名です。
2025年には大阪万博があります。
また、大阪は食いだおれの町とも言われるほど食べ物が美味しいので是非来てみてください。

Q.好きな教科

生物・英語

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

水泳部・鉄道研究部・生物研究部

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

科学の最先端を行く先生方の話を聞き、色々なことを学びたいです。
また、たくさんの理科好きの友達と交流を深めたいです。
講義の内容が全て理解できるか不安ですが、頑張りたいと思います。夏休みが楽しみです。

夏合宿のまとめ

僕が創造性の育成塾で学んだ事は、「考える力」・「マニュアル力」・「創造力」がとても大事だと言う事です。その中でも特に創造力が社会に出てから不可欠なものであり、自ら見つけた課題に対して独自の考えの見出し方が創造性だと全ての講義を通して知りました。また、創造力はマニュアル力、考える力が無いと見出せないことも知りました。

例えば近年、世界中で技術が発達しており、AI(人工知能)が使われることが多くなってきました。AIはなんでも記憶出来ます。しかし、AIは人間に劣っているところがあります。それは創造力です。つまり、人はAIに負けない能力があると言う事です。人間はこの創造力を使ってAIに勝てるものを見出さなければならないのです。

合宿を通して、僕は生物オリンピックに出場しようと思うことが出来ました。そして将来僕は創造力を使えるような仕事に就きたいです。

 

塾生番号10:小林 舞未(こばやし まみ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

北海道札幌市出身
市電があったり、自然が近かったりとてもいいところです!
また、学校の授業でスキーがあって、楽しいです!

Q.好きな教科

何でも好きです!

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

箏曲部というお箏の部活に入ってます!

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

たくさん学んで、たくさん発見する有意義なものにします!
そして、誰よりも合宿を楽しみます!!

夏合宿のまとめ

私はこの合宿でたくさんのことを学びました。その中でも、特に印象に残った二つについて紹介します。

一つ目は、知ることの楽しさです。たくさんの講義を受けている中で、今まで疑問だったことや知らなかったことを知り、深く納得できた時、とても楽しかったです。また、新たな疑問も生まれたので、これから、そのことについて調べていきたいです。

二つ目は、様々な考え方があるということです。仮説を立てていたり、友達と話していたりする中で、自分の思いつかないような考えに触れることができました。また、上田先生の「『考ええる力』の鍛え方」という講義で、マニュアル力・考える力・創造力という3つの力が出てきて、先生はその3つの力、全てがとても大切だと仰っていました。
私は、「創造力」がとても大切だという意見をよく耳にしていたので、三つの力、全てを大切にしている先生の意見にとても驚きました。以上のことで、自分の視野や考え方をとても広げることが出来たと思います。

このように、合宿で得たものや集い合った友との繋がりを大切にしながら、これからの学校生活や将来に役立てていきます。


 

塾生番号11:坂井 陽葵(さかい ひまり)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

埼玉県草加市に住んでいます。草加せんべいが有名で、小学校ではせんべい焼きの授業があります。
また、草加市は江戸時代の日光街道の宿場町であり、松尾芭蕉の『奥の細道』に登場する634本(ムサシ)の松並木が名所です。

Q.好きな教科

理科・英語・数学
(好きとできるは違います)

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:リズム水泳部(アーティスティックスイミングのようなことをやります。)
趣味:ピアノ・読書・大河ドラマを観ること

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

この貴重な機会に感謝し、より多くのことを吸収できるように頑張りたいです。
また、理科好きな塾生の方々との交流も楽しみです。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は創造性の育成塾で知識はもちろんですが多くのことに気づかされました。
その中でも特に再認識したのは、不断の努力が大切だということです。今の私には、創造力をはじめとした多くの力を身に着けるための知識が必要です。知識を身に着けるためには、日々の積み重ねが大切なので、少しでも成長できるように一日一日頑張りたいです。

創造性の育成塾に来るまで、私にとっての理科は点を取るための科目でしかありませんでした。しかし、育成塾で、本当に理科が好きで知識も創造力も熱意も持った塾生の方々との交流や、第一線で活躍されている先生方のご講義を聞いたことで、理科や科学の世界の面白さを知ることができました。また、身の回りの理科について考えることをしてこなかったことにも気づきました。

創造性の育成塾は、私の理科のとらえ方を180度変えてくれるものとなりました。これから私は、今回の体験を生かし、科学オリンピックなどを通じて、好きな分野や将来の夢を見つけていきたいと思います。7泊8日間、ありがとうございました。

 

塾生番号12:櫻井 響(さくらい ひびき)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都調布市に住んでいます。
FC東京のホームスタジアムの味の素スタジアム(この間までは久保選手がいた)や唯一の都立植物公園である神代植物公園があります。
自慢は、家のすぐ近くにJAXAの本社があり、一般公開日には中が見られることです。

Q.好きな教科

数学、英語、化学

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

硬式テニス部、スキーが好き

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

参加が決まってとても嬉しいです。
仲間と一緒に課題に取り組むのが楽しみです。
難しい講義でも理解できるよう集中して取り組みたいです。

夏合宿のまとめ

僕がこの創造性の育成塾で心に残っている言葉は2つあります。
1つ目は、「諦めない人間力」が大切だということです。僕は、アインシュタインが大学受験に落ちたとは知りませんでした。彼は周りから才能がないと言われてもくじけず学び続け、世紀の大発見をしました。僕も将来自分が研究したいことを見つけたら、あきらめずに突き詰めていこうと思います。

2つ目は、「10年先を見据えて生きる」という言葉です。僕はこの合宿で様々な分野の最新技術や情報を学び、その多くが数十年前には考えられなかったと知りました。未来はまた今とは違ったものになっていると思うが、いつでも自分の好きな分野に飛び込めるように、基礎力をつけなければと思いました。

今回僕にとって一番刺激だったのは、同じ学年でもとても多くの知識を持っている人や、もう研究を始めているようなかっこいい人たちと出会えたことと、科学オリンピックに出場した先輩方の話が聞けたことです。十年よりは少し近い未来ですが、これを目標に頑張っていこうと思います。ありがとうございました。

 

塾生番号13:佐々木 ハナ(ささき はな)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

北海道札幌市に住んでいます。北海道は自然の豊かなところで、食料自給率は約200%。
食べ物はなにもかもとてもおいしいことが自慢です。
ちなみにわたしに嫌いな食べ物はなく、大好物な野菜はダントツでブロッコリーです。

Q.好きな教科

英語 数学 国語 理科 社会

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

囲碁将棋同好会に所属しています。
趣味はたくさんあるので、以下に一部を紹介します。
鉱物蒐集:蛍石が好きで、今最も欲しいものはニューメキシコ産です。
読書:一番好きな作家はカート・ヴォネガットで、特に「猫のゆりかご」が好きです。
最近はボルヘスもいいなと思っています。自然科学系などを含め様々なジャンルの本を読みます。 洋書は今、”A Song of Ice and Fire”を読んでいます。
海外ドラマ鑑賞:イチオシはGame of Thronesです。
電子工作・プログラミング:はんだ付けが好きです。Pythonの勉強も始めました。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

普段はできないようなすばらしい体験ができるのを楽しみにしています。
また、合宿を通じて、趣味の合う友達を見つけたいと思っています。
8日間よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は今回、この創造性の育成塾において、さまざまな興味深く楽しい経験をすることができました。
そのなかでも特に印象に残ったのは、永井良三先生のご講義に出てきた「理屈はまちがえることがある。現実をきちんと見なければいけない」という言葉でした。私はこの言葉を聞いたことで、現実をきちんと見ることができ、それに合ったしっかりとした理論を構築することのできる研究者になりたいという思いをよりいっそう強くしました。

一方で、私は興味関心のある分野の範囲は広いものの、ひとつだけに絞り込むことができずにいました。そこで、今後は「考える力」と「創造力」を育むとともに、よりたくさんの学問の分野に触れ、自分の眼で確かめて、本当に探求したいと思えるものを探していきます。そのための第一歩として、国際科学オリンピックの複数の分野の予選に挑戦します。

ひとつの分野に絞り込まず、自分の可能性を少しでも広げる。若い今のうちからたくさんの経験を積み、自分の将来についてじっくりと考えてから決断したいと考えています。
八日間、本当にありがとうございました。

 

塾生番号14:眞田井 高也(さなだい たかや)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

愛媛県八幡浜市
・国の重要文化財「日土小学校」(設計:松村正恒、戦後の木造モダニズム建築)
小学校のボランティアガイドを小学校4年生から4年間続けています。
今年は、8月11日(日)午前中に開催致しますのでぜひお越しください。

Q.好きな教科

理科

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

・ロボコン部(2018年度ロボカップジュニア四国大会 ビギナーズ部門3位)
・ボーイスカウト活動(年長より9年目、2018年の第17回日本スカウトジャンボリーに愛媛第四隊として参加)
・NPO法人八幡浜元気プロジェクト(「地域資源」の有効活用と「市民参加」を促進するため、地域資源掘り起こしワークショップ「オチャップ」や「BOCOタワー世界選手権」等を開催・参加)
・佐田岬みつけ隊(「鯨塚」調査、「青石(緑泥片岩)」調査、星空観察会、タンポポ調査、国の天然記念物「アコウ樹」の清掃活動等に参加)
・こども・けんちく学校(全8回に参加。第7回目(2017年度)では、八幡浜市大島にふさわしい「ベンチ」を考案し、実物の木船を改造・塗装の上、ベンチにして大島へ寄付)
・理科の自由研究(小学校3年~6年、毎年市内科学の祭典で優秀賞受賞。研究内容は、「身近なもののDNAを調べる」「身近なもので燃料電池を作る」「災害に役に立つロボットを作る」「身近なもので土に還るプラスチックを作る」等)

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

全国の理科好きの皆さんと、科学を切り口に交流を深めたい。

夏合宿のまとめ

僕はこの第14回創造性の育成塾に参加して、特に、三つのことが印象に残っています。
まず一つ目は、「東京大学教授の上田先生の話」です。内容は考える力の鍛え方です。先生の話にはマニュアル力、考える力、想像力という事柄が出てきました。その中で、大学入学まで必要と言われるマニュアル力は文字通り、マニュアル通りに解く力のことです。僕は、社会の地理、歴史などが苦手で、昔から勉強することを諦めていました。しかし、先生の話によると、マニュアル力は少しずつ段階を踏んで勉強することにより、鍛えることができるそうです。それで、僕はこれからの学習は、物事や出来事の関係をよく考えながら順番に覚えていくという方法を取り、マニュアル力を向上させていこうと思います。

二つ目は、「科学オリンピックに出場された塾生OBの方の講義」です。先生の話によると、実験の知識などがあまり無くても大丈夫ということでした。好きな科学を探求していくためにも、是非この化学オリンピックにチャレンジしてみたいと思いました。

三つ目は、「グループ協議」です。グループの皆さんと、想像力を働かせて、創造性豊かなロボットを創作し、どのチームよりも着実に高得点を稼ぐという目標をクリアすることができたからです。西村先生には、日常にあるものを改造して、創造していく面白さを教えていただきました。

今回の合宿では、どの講義も興味深い話ばかりでした。今回の経験を生かし、今後のことに役立てていこうと思います。

 

塾生番号15:澤井 読(さわい よむ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

神流川県
神奈川県では、日本でも類い稀な川が存在している。
多摩川は、下水などの汚染によって日本一汚れた川となりながらも、
下水設備の整備によって奇跡的復活を遂げた川である。
今では、放流された外来種が、蔓延り、「タマゾン川」と呼ばれている。
私は、この川に子供の頃から魚を捕りに通っていて、思い出深い川となっている。

Q.好きな教科

理科
子供の頃から虫を捕まえたり、図鑑などを読み漁ったりするのが好きだった事から、理科に興味を持ち始める。
小学校中学年になると、虫から興味の対象は広がり、遺伝や元素など、様々なことに興味を持つ様になり、今に至る。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

日常生活で興味を持ったことについて調べて、新たな知識を得ること。
最近の例。
1氷を水の中に入れると中がひび割れる。なぜだろう。
→水に入れたことによって氷の表面温度が上がり、膨張しようとするが、中心部には熱が伝わっていないので大きさのバランスが崩れ、割れてしまう。
2マウスは動かした分だけマウスポインターは動くのだろうか。
→15センチマウスを動かしたが、マウスポインターは15センチ以上動いた。更にマウスを速く動かすとその分速くマウスポインターが動くことがわかった。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

滅多にないチャンスなので、このチャンスを逃さず、最大限活用していきたい。

夏合宿のまとめ

私は、この育成塾を通して、大きく変わりました。私はスケジュールを見て事前学習をしていたのですが、それでも知らないことが多く、驚きました。

例えば、十分に理解していたと思っていた小胞体について森先生の講義で、知られざる働きを持っていることがわかり、意外でした。しかし、疑問はたくさん生まれ、それはまるでタネを蒔いているかのようで、疑問を解いた私の心の中ですくすくと育っていくかのように感じられました。

私は、この合宿を通して一つ学んだことがあります。それは、新しいことは最初から受け入れられるのは難しく、発表するには勇気がいるということです。

上田先生の橋を作る授業では、私と私の友達は、二人で、推奨された法則などを一切無視した橋を作り、それが高い耐久性を示すことを確認しました。私はこの新発見に酔っていましたが、現実は厳しいものでした。チームメンバーからは厳しい批判を受け、先生にも笑われる始末でした。心は折れましたが、自分を信じて意見を押し通しました。すると、私たちの橋は大きな差をつけ、一位に輝いたのです。

新しいことには、かならず批判が付きまといます。しかし、それでも諦めずに己を曲げない頑固さが、諦めない人間力なのでしょう。私はこの合宿は終わりではなく、一つの区切りだと思っています。創造性の育成塾は私たちの心に一粒の種を植えたすぎません。それをどのようにして育て、開花させるかは、私たち次第なのです。

 

塾生番号16:白神 大輝(しらかみ だいき)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

父が転勤族なので、愛媛県松山市で生まれましたが、愛知県名古屋市、広島県尾道市、滋賀県大津市と移り住み、今は兵庫県明石市に在住しています。
学校が奈良県の西大和学園で、毎日通学に往復4時間かかり、僕の人生は常に旅行のようです。

Q.好きな教科

理科と美術
西大和学園では、音楽が外国の先生なので、面白い授業で好きになりました

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

昆虫好きの兄慶太とともに、びわ湖から生まれる絶滅危惧種トンボ「オオサカサナエ」の研究を続けて今年で8年目になります。
琵琶湖博物館のトンボ調査の共同研究に加わり、今はJSTのびわ湖トラストのジュニアドクター育成塾の塾生として研究の支援を受けてコンクールや学会で発表してきました。
また、本を3冊出版するという小学4年生の時の夢がかないました。
今後は世界に向けて発表することが目標で、英語やプレゼンテーションを勉強中です。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

研究を始めるときに、10年研究を続けてデータをとり、絶滅危惧種の保護に役立ちたいと決めていました。
今回の合宿での貴重な経験がその後の自分の進路を決めていくきっかけとなると考え、ご指導してくださる先生方や14期生の皆さんと色々な話ができることを楽しみにしています。

夏合宿のまとめ

僕は、この創造性の育成塾を通して一番印象的だった言葉は、「考える力は生まれつきの才能ではない、意識的かつ不断の努力で鍛えられる」という「『考える力』の鍛え方」の授業で得たものです。

僕は、昔から考える力はもともと備わっているもので、鍛えようのないものだと思っていました。しかしながら、この授業を受けた後よく考えてみたら、人間は何も頭にない状態からスタートし、様々な環境を通じて今この自分がいるということに気づき、考える力は基礎から段階的にレベルを上げ、日々の鍛錬の積み重ねでできたものだという結論にたどりつきました。考える力は、頭の良さで決まるものではなく、粘り強く考え抜く力、本質を見抜く力が問われます。

考える力は今後、絶対に必要とされ、社会においても欠かせないものです。今後、考える力は育たないから勉強をしないなどのくだらない考えは捨てようと思います。ギリギリまで頑張ればできると実感できるテーマを選択し、たとえ一つの問題に長時間を費やしてやっとたどりつくような分からない難題にあたっても最後まで答えを追求できる「諦めない人間」を目指していきたいと思います。

 

塾生番号17:関戸 創海(せきど たくみ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都府中市に住んでいます。
家の近くには源義家が戦の前に立ち寄った大國魂神社があります。
そこでは毎年くらやみ祭りが行われています。
他にも日本最大級の競馬場、東京競馬場や東芝の工場、サントリーの工場などもあります。

Q.好きな教科

化学、数学、英語

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

クラブチームで週6日選手コースで水泳をやっています。
得意な種目は背泳ぎです。
趣味はロードバイクでサイクリングに行くことです。
多摩川が家に近いので多摩川沿いでほぼ毎週サイクリングに行っています。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

今回の合宿では先生方の話しをよく聞き、理科の知識を広げたいです。
また、生活面においては積極的にコミュニケーションを取り、人間としても成長したいです。

夏合宿のまとめ

僕がこの合宿で特に印象に残ったことは2つあります。
1つ目は上田先生の「考える力の鍛え方」です。今の僕にはマニュアル力、創造力、考える力のうち一番足りていないのは考える力です。今までの僕は自分が解けない問題があるとすぐに答えを見てしまったり、その問題をとばしてしまったりして諦めてしまっていました。けれど、創造性の育成塾ではマニュアル力、創造力、考える力の全てが必要とされるので考える力が足りていないということに気づくことが出来ました。なので、これから僕は、どんなに難しい問題があったとしても諦めずに考えたいと思います。また、それは継続できないとすぐに衰えてしまうので継続して考える力を身に着けたいです。

2つ目は科学オリンピックについてです。今まで科学オリンピックの存在を知らなかったけれど、この合宿を通して科学オリンピックの存在、そしてどういうものかを知ることが出来ました。もし、僕が高校生になったら科学オリンピックに挑戦して化学の知識を広げたいです。

この合宿の経験を生かしてこれからの人生を歩んでいきたいです。7泊8日間本当にありがとうございました。

 

塾生番号18:髙取 蓮(たかとり れん)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

横浜…僕の現在地です。
よくドラマの撮影が行われているところです。ゆずの出身地に近いです。
京都…僕の出身地です。
金閣寺などの多くの歴史的に価値のある建造物が数多くあります。

Q.好きな教科

理科・数学

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活…物理化学部 今は風呂の泡の研究をしています。
趣味は何か一つに決まっているわけではありませんが、粘土造形や物語・漫才製作、料理などいろんなことに挑戦しています。
しいて言うなら何か「モノ」をつくることが好きです

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

創造性の育成塾でたくさんのすごい先生方から多くの刺激をもらいこれからに生かすのはもちろんですが、その前に率直に授業に楽しみたいです。
ただ授業を聞いているのではなく自分の中で理由や根拠を積極的に探していきたいです。

夏合宿のまとめ

僕はたくさんの先生方から様々な知識や刺激をいただきました。
その中でも特に心に残った講義は、澤先生と上田先生の講義です。

夢を追いかける人やリーダーとなる人には、リスクや問題がつきものであること。発生した問題に対処することやリスクを低減させるために必要な知恵として、「先を見据えて考えること」、「迷ったときは難しいほうを選ぶこと」を意識することが大事だということ。そして、物事を成功に導くにためには、「努力」、言い換えると、「情熱」と「粘り強さ」が必要であるということ。この「努力」を続けるためには、「その対象を自分が楽しんでやれているかどうか」、「テーマの設定自体が自分がギリギリまで頑張ればできると直感できるものにできているかどうか」が大事であるということ。

僕は、物理化学部の活動において、自分が設定した好きなテーマでの研究活動をしています。そこでも様々な問題点や矛盾点などの壁が立ちはだかることがあり、めげそうになることもよくあります。今後、この塾で学んだことを思い出し、何事にもリスクを恐れずに実行していけるような「ファーストペンギン」になれるように、自ら努力し成長していきます。

今回の育成塾でご講演いただいたたくさんの先生方、スタッフの方々、OB/OGの方々、そして、同期の塾生の皆さん、本当にありがとうございました。

 

塾生番号19:高橋 明葉(たかはし あきは)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

長崎県・海産物が豊富

Q.好きな教科

理科全般

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

ロボコン・工作

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

精一杯学び取ります

夏合宿のまとめ

東レの研修センターに行く新幹線の中で、僕の胸は高まるばかりでした。それは、言うまでもなく、数々の興味深い実験やJAXA 理事の先生の講義など、夏休みのハイライトを飾るのにふさわしい合宿への期待からです。

そんな僕の期待をはるかに超えた先生方の講義は、僕の興味と好奇心をかき立て、90分という長時間の講義も飛ぶように過ぎていく時間でした。僕にとって創造性の育成塾における講義は、勉強するというよりも、楽しいことを発見するという幼少期に体験した感覚に似ているものでした。

そんな中で、僕の興味を一番引いたものは、「考える力の鍛え方」という上田先生の講義でした。そのテーマは、中間一貫校で寮生活・学校生活を過ごす僕にとって、最も重要で、最も知りたかったことの1つでした。僕は、いつもに増して、一生懸命全身で聴いていました。ちなみに、僕は、結構理科や数学が得意で、自分でも自信はありましたし、その自信から傲慢なところもありました。それに、その得意なものをより高めるためにも、高い思考力が必要だとか思っていました。

しかし、上田先生の講義で最初に鼻っ柱を折られました。
それは、今の僕の知識や考えが、単なるマニュアル力にしか過ぎないということを知ったからです。さすがの僕も、愕然としました。確かに、単なるマニュアルなら、情報社会の現代において、インターネットなどを使い調べると、だれでも知ることはできるし、AIにでもできてしまいます。そのため、誰でも知ることのできる知識は、昔に比べるとさほど重要ではないような気がします。これからの時代は、あふれかえる情報の中から、本当に必要な情報を選択し、AIではなく僕たち人間にしかできないことを考えること、また自分のオリジナルを創り出していくことが重要な時代へとなっているのです。

そんな時代の中で、僕には何ができるだろうか。僕は、僕のオリジナリティを創り出すことができるのだろうか。と、考えるようになりました。これから学校生活での学びや大学受験に向けてはもちろん、社会に出てからも「考える力」や「創造力」を日々鍛えていきたいと思っています。

具体的には、上田先生の教えをもとに、解けそうな問題は決して答えを見ない、自分の行動の先に何があるか常に考える、ということです。毎日の積み重ねが、やがて習慣となり、考える力を使いこなせるようになることが行動の先にあると思って生活していきます。

今回の創造性の育成塾のOB ・OGに教わり、興味を持った生物オリンピックにも参加し、それまでに鍛えた「考える力」を使って、優秀な成果をおさめていきたいと思います。

 

塾生番号20:竹市 悠真(たけいち ゆうま)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

大阪府の北部に位置する豊中市に住んでいます。
豊中市は、手塚治虫の生まれたところで、高校野球発祥の地でもあります。
豊中市キャラクターであるマチカネくんは、大阪大学豊中キャンパスで発見された古代ワニの化石をモデルにしてます。

Q.好きな教科

理科、英語

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:鉄道研究部
趣味:読書

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

夏合宿に参加できることを楽しみにしています。
多くのことを吸収し、自分の視野を広げられるよう頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

まずは、この育成塾でいろいろな経験をさせていただきありがとうございました。この合宿の中で心に残っていることは考える力の大切さです。成長に合わせて、マニュアル力・考える力・創造力の3つを総合的に組み合わせ活用することの大切さを教わりました。

また、考える力は才能ではなく意識的かつ不断の努力で鍛えられると学びました。だから、自分の中の気づきやわからないことをそのままにしないことが、自分の考える力を伸ばし、自分の可能性を高めてくれることにつながると思いました。

ロボット作成がグループでありました。マニュアルのない中で、自分たちで模索し、検討し、考え、それを形にしていくのはとても面白かったです。しかし、発表前日にロボットにトラブルが起こりました。みんなで知恵を絞り、意見をだしあいながら協力してトラブルに取り組み解決することができました。一人なら失敗しそうなことも、あきらめずに考えることで成功に導けると強く感じました。

この合宿で他にもたくさんのことを私は学びました。ここでの経験を生かして、これからいろいろなことに意欲的にチャレンジしていこうと思います。最後に、講義をしてくださった先生方、関係者の方々、OB・OGの方々、14期生の皆さん、本当にありがとうございました。


 

塾生番号21:橘 祐貴(たちばな ゆうき)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

群馬県出身です。
群馬県には谷川岳や尾瀬、 利根川などの豊かな自然、 草津や伊香保など日本有数の温泉がたくさんあります。
また、 世界遺産に登録された富岡製糸場が有名です。

Q.好きな教科

数学、 理科です。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活動は卓球部に所属しています。
趣味はプログラミングと電子工作です。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

さまざまな方々から貴重な話を聞き、 自分の知識を高めていきたいです。
また、講義や実験を通して、科学の 面白さを感じたいです。

夏合宿のまとめ

創造性の育成塾では科学や物理、生物など様々な分野の講義を受けて、今まで知らなかったことに興味を持ったり得意な分野の知識を広げたりすることができました。

講義の中で最も印象的だったのは有馬先生の「偉い人が言ったからといって正しい訳ではない」という言葉です。当時とても有名だったニュートンは光が粒子であると言っていましたが、トーマス・ヤングは実験をして光は波であると証明することができました。これからは疑問に思ったとき、すぐに答えを探すのではなく、自分でよく考えながら知識を増やしていきたいです。

また、澤先生の「先手必勝 でも迷ったら難しいほうを選べ」という言葉も心に残りました。今まで迷ったときには簡単な方を選んでしまうことがありました。しかし、講義を聞いて後悔をしない難しい方を選びたいと思います。

この合宿は理科についてただ学ぶのではなく、これからの生き方を変えることができるとても充実したものになりました。8日間ありがとうございました。

 

塾生番号22:田中 咲絵(たなか さえ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

母の実家(長野県)で生まれ、福岡県、愛知県、千葉県木更津市にそれぞれ3~4年間ほど住んだ後、現在は千葉県習志野市に住んでいます。
自宅から30分ほど歩いたところには、ラムサール条約登録地の谷津干潟があります。
また、習志野市は音楽に力を入れていて、妹の通う小学校の管弦楽部は、全国学校合奏コンクール全国優勝の実績を持っています。私もその管弦楽部の演奏を聴きに行ったことがありますが、音がきれいで感動しました。

Q.好きな教科

もちろん理科も好きですが、他には体育が好きです。
体を動かすのが好きだし、テニスやバスケットボール、バレーや剣道などいろいろな種目を授業でやるので、とても面白いです。
理科では、地学や宇宙に関することを知るのが特に好きです。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

学校では、バドミントン部に入っています。
中学で初めてバドミントンを始めましたが、友達と競ったり大会に出たりして、バドミントンがとても好きになりました。この夏に大会に出るので、今はそれに向けての練習を頑張りたいです。
また、宇宙が好きなので、相対性理論についての本や宇宙を舞台にした物語を読むのが好きです。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

私が育成塾への応募を決めたのは締切日のわずか10日前で、時間がない中必死に課題に取り組んだので、今回創造性の育成塾14期に選んでいただけて本当にうれしいです!
とても貴重な機会をいただけたので、8日間でたくさんのことを吸収して、他では出来ない本当の学びがしたいです。また、たくさんの友達と話したいので、気軽に話しかけてください。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私の中学校の入試問題は、理科や社会でも記述が多く、主に自分で考えて解く問題でした。そのため、私は小学校の時から、塾の先生や今の中学校の先生に「考える力」が大切だと言われ、私もいつしか「知識ばかり身に着ける勉強は役に立たない。大切なのは、知識ではなく考えることだ。」と思うようになっていました。

しかし、今回の合宿の上田正仁先生の講義で、私は「考える力」の大切さどころか意味すら知らなかったことがわかりました。「考える力」とは、「一つの問題を長時間考えて答えにまでたどり着く力」だそうです。つまり、わからない問題があってもすぐ答えを見るのではなく、長時間考えてみる力のことなのです。これを聞いて私は、「考える」ことをあまり実行できていなかったのだと気付きました。私はいつも、わからない問題があるとすぐ答えを見てしまいます。しかしこれからは、もっと粘り強く考えてみて、それでもわからなかったらヒントを出して貰う等、工夫をしようと思いました。

また、「知識は大切ではない」という考えも、間違っていることがわかりました。講義の中で、「マニュアル力によって型を学ぶことができ、それを破ることによって考えたり創造したりすることができる」というお話を伺い、知識があるからこそ考えることができるのだと気付きました。私は、上田先生やその他大勢の先生方から教わった「考える力」の本当の意味を心に留め、これからの勉強に励んでいきたいです。

 

塾生番号23:田中 望(たなか のぞむ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

小学生の頃まで埼玉県の三郷市に住んでいました。三郷は、小さな街ながら、「IKEA」と「ららぽーと」、そして「コストコ」と「ドン・キホーテ」がすぐ近くにあるので買い物がしやすいです!

Q.好きな教科

音楽、国語

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

陸上部で砲丸投げやってます!趣味は読書や好きなアーティストに時間を費やすことです。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

楽しみながら7日間過ごせたらいいな、と思います。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は理科が好きではなく、得意でもありません。そんな私が創造性の育成塾に参加した理由は、姉が過去に参加して楽しそうにしていたからでした。しかし、いざ参加してみると刺激をたくさん与えてくれる仲間やハイレベルですが楽しい講義や実験と出会うことができ、いくつもの新しい学びがありました。

特に深い学びがあった講義は二つあります。一つ目は澤先生の講義です。「十年先のことを考える。」私は計画性がなく、明日のこともあまり考えていないので十年先を考えるのは難しいです。澤先生の講義から自分の将来のためにも考えてみるべきだと気付かされました。

二つ目は上田先生の講義です。考える力は生まれつきではなく鍛えられるものだと教わりましたが、今まで生まれつきのものだと思っていた私は、学校のペアワークで何か考えるとき、いつも相手に頼りっきりでした。これからはそのような時に考える力を鍛え、生まれ持っているかのように思わせるくらいの創造力を発揮できるようになりたいです。

理科が好きではない「私」が七日間少しですが理科に触れることで、理科を少し好きになることができました。理科には幅広い分野があり、その一つ一つに私がまだ知らない、気づけていない魅力がたくさんあるはずです。今回の経験を忘れず、自分の将来についても考えながら生活していき、理科の魅力に気づき、もっと理科を好きになりたいです。

 

塾生番号24:鶴巻 美佳子(つるまき みかこ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

横浜は人口約372万人という大都市ですが、私の家の周りには竹やぶや畑が多く、自然に囲まれています。
少し足を延ばせば、みなとみらいなどの都市や歴史を感じられる鎌倉に行くことができる良いところです。

Q.好きな教科

生物、物理、地理、幾何

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活・・・理科調査研究部
趣味・・・歌を歌うこと

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

育成塾への参加が決まり大変嬉しく思っています。
憧れの科学者による講演を聞いたり、いつもと違った視点で自然に触れたりして、“ハテナ”を見つけたいです。多くの人と共に、サイエンスの神秘さを感じていきたいです。

夏合宿のまとめ

私が特に、創造性の育成塾で学んだことは、今と将来のつながりについてです。
森和俊先生は、下村博士が緑色蛍光タンパク質を発見したことにより、分子生物学に大きな革命が起きたとおっしゃっていました。澤芳樹先生は、10年先の自分の未来像を追いかけ、努力することが大切だとおっしゃっていました。

そのことから、今の自分は、10年後の自分につながっていて、10年後の自分が、何かの革命を起こす存在になりうる可能性があること、つまり、今の自分には、将来、科学の進歩に役立つ力が秘められていることを知りました。だから私は、今を大切に学習していきたいと思います。

そして、ここで出会えた仲間たちと協力して答えを見出すことができたことは私の大きな財産となりました。考えは一つではないし、自分の考えはほんのわずかにしかすぎないことを知り、とても刺激を受けました。この先も、この中のメンバーとつながることがあるかもしれない。そのときに、共に科学の未来を背負っていけるように、私も努力を惜しまず頑張ります。ありがとうございました。

 

塾生番号25:中川 梨帆(なかがわ りほ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

奈良県の三宅町に住んでいます。
三宅町は日本の市町村の中で4番目に小さい町です。
町の真ん中を「太子道(たいしみち)」が斜めに通っています。
太子道は、聖徳太子が法隆寺と飛鳥を行き来するときに使ったとされており、
町内には、聖徳太子が座ったといわれる「腰掛石」も残っています。

Q.好きな教科

理科(特に生物・物理)
体育

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

園芸部と科学部に所属しています。
写真を撮ることが好きです

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

それぞれの分野の最前線で活躍されている先生方の講義を受けて、
今後の自分に役立てるだけでなく、他の人たちにも科学の楽しさを伝えたいと思います。

夏合宿のまとめ

私は育成塾の中で、日本の医療のレベルがとても高いこと、日本しか持っていない技術があること、国際科学オリンピックで日本の方がたくさんの功績を残していらっしゃることなど、日本がとても大きな科学の力を持っていることを学びました。先生方はそれぞれ日本人としての誇りを持っていらっしゃると感じました。

私はこの育成塾で先輩方のお話を聞くまで、国際科学オリンピックというものがあることすら知りませんでした。しかし、国内予選に参加するだけでも同じことに興味を持っている人たちと出会うことができるし、日本は科学の分野でとても恵まれた国だと思うので、次の機会にはぜひ参加したいと思いました。

他にも、”考える力”や”諦めない人間力”など、科学のことだけでなく、将来必要になる力についてもたくさん学べました。この育成塾で学んだことを糧に、これからは学ぶことを遠慮せず、自分の将来に繋げていきたいと思います。

 

塾生番号26:長澤パティ 瑛美(ながさわ ぱてぃ えみ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

札幌市生まれ、山形県山形市育ちです。
山々に囲まれた山形市は東京から新幹線で約3時間の所に位置します。
9月15日には日本一のいも煮会が開催されます。
昨年新しくなった『鍋太郎』で煮込む約3万人分のいも煮(山形牛たっぷり醤油味)は絶品です。ぜひ、訪れてみて下さい!

Q.好きな教科

理科・体育・音楽

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

陸上部に所属しています。
趣味は合唱、読書。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

このプログラムを通して、先生方や仲間から多くの知識を吸収するとともに、自分に必要な事を見つけ、レベルアップした自分で終えられるようにしたいです。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私はこの創造性の育成塾での合宿を通し、たくさんのことに挑戦していく重要性を感じました。特に合宿5日目の上田正仁先生の授業が心に残っています。

まず、何ごとにもマニュアル力がないと始まらないということです。マニュアルを知っているからこそ、そこから考えたり、或いは創造したりすることができます。そのマニュアル力というのは永井先生がおっしゃられていた「仮説の改良」を行う時に大きな力となるでしょう。また、広範囲に広げたマニュアル力で物の見方が変わり、創造性の育成につながるのだと感じました。私には更に知識を深めていく必要があると痛感しました。

私は今まで工作が苦手でしたが、育成塾の仲間と挑戦を繰り返しながらロボットを作ったときが合宿のなかで一番好きな時間となりました。また、先輩方からは、様々な分野に挑戦することの大切さを聴くことができました。偉大な先輩方の体験や経験は今後の私の学びの参考になります。これからも知識の向上とともに、多くの分野に挑戦し、視野を広げていきたいです。

全国の同い年のユニークな仲間と出会えたことで新たな世界が見えてきました。このような貴重な体験をさせてくださった講師の方、先生方、関係者の方々、そして仲間たちに感謝します。ありがとうございました。

 

塾生番号27:中谷 駿杜(なかたに しゅんと)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

出身地は静岡です。
静岡はお茶とマグロと富士山と僕が有名ですが、僕が思う静岡の本当の良いところは人のよさと牧歌的なところです。
道を譲ったら絶対にみんなお辞儀を返してくれますし、いかだを作って川を下ったり、庭の土からカニが飛び出してきたり、蝙蝠が鼻先をかすめたりするこんな環境を、僕はとても幸運なものだと思っています。

Q.好きな教科

僕は理科が大好きです。理科の中でも量子力学が一番好きです。
好きなだけで得意なわけではないですが、この期間で沢山話せたらいいなと思います。
また、雑学を勉強するのも好きです。
どうでもいいネタであればあるほど知りたくなってしまいます。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

僕はサッカー部に入っています。入っていますが得意なわけではありません。
最近はロケット作りをしています。
まだ飛ばす段階には至っていませんが、ロケット作りはとても楽しいです。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

僕は化学について本気で話せる仲間を求めていましたが機会に恵まれませんでした。
でも、今回こんなにも素晴らしい機会に参加することが出来てとてもうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

僕がこの合宿で特に心に残った先生方の言葉は、有馬先生の「AIは創造性では人間に勝てない」という言葉です。最近AIが猛威を振るっていて日本の労働人口の約49%はAIでも可能な仕事をしています。つまりAIに仕事を奪われるという事です。これからの激動の時代を生きていくには創造性が大事なのだという事がわかりました。

それと同時に上田先生やゾンピン先生のおっしゃっていた「マニュアル力」もかなり大事になってくるのだと思います。この力があるからこそ創造性が養われるのだと思いました。

僕が特に興味を持った実験は山口先生のクエン酸と重曹と水を混ぜる実験です。なぜ混ぜるだけで冷たくなるのかと不思議になりました。こうした小さな疑問を大切にすることが大事なのだと思いました。

加えて、僕はもうひとつルミノール反応の実験に興味を持ちました。明るい所で見ると何も起きていない様に見えるのに暗くしてみると発光しているのは面白かったです。様々な条件下で見ることで新たな発見があるのだとわかりました。

僕は合宿に参加する前、どうしたら疑問と向き合う生き方をできるのかを見失っていましたが、答えを必死に追い求める先生方の研究姿勢を見て、既存の考え方を疑ったりもしながら、新しい発見や答えを追い求めることも大事なのだと気づきました。これから僕はこの合宿で得た熱い気持ちを持続させ、科学にもっとのめりこみたいです。一週間ありがとうございました。

 

塾生番号28:西脇 孝(にしわき こう)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

伊達政宗で有名な青葉城がある、宮城県仙台市に住んでいます。
仙台の中でも、僕が通っている学校の最寄り駅「愛子駅」は、愛子さまの愛子と書いて、「あやし」と読みます。
愛子さまが生まれた当時は、駅名を映しに沢山のテレビカメラが来たそうです。

Q.好きな教科

理科、社会(特に歴史が好きです)

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

科学部に入っています。
今まで続けた研究の中で、特に力を入れたものは、干し柿の観察です。
渋柿から干し柿ができるまでの様子を、4つの環境条件に分けて毎日観察しました。
40個もの柿のサイズ変化の記録を、毎日細かくとることはとても大変な作業でした。
でも、その細かなデータのおかげで、干し柿が美味しくできる条件を割り出しました。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

一度しかない中学二年の夏に、偉大な先生方の講義を聞き、科学好きな仲間たちと、充実した合宿にしていきたいです。

夏合宿のまとめ

私は、この第14回「創造性の育成塾」に参加して、成長したことが2つあります。
1つ目は、「考える力」です。上田正仁先生の講義で、社会以降では優秀層がガラッと変わる。そして、それは優秀さの評価基準が人生の各段階で突然変化するということを聞きました。また、大学入試までには、ひとつの課題について、30分ほど考えられるようにしないといけないと聞いておどろき、常に疑問を持ち、それをノートにまとめて答えを見つけていきたいと思いました。

2つ目は「創造力」です。西村智先生の「こんなものがあったらいいなというアイデアで気軽に行ってよい」という言葉をもとに、グループみんなで、私たちなりの創造性をもって、ロボット作成に臨みました。今までにないようなロボットが完成したと思います。

このいつもと違う7日間で、自分は今までにない充実した生活を送り、新しくできた仲間と共に心身ともに大きく成長することができたと思います。そして、この体験を生かして自分の将来の夢につないでいきたいです。

 

塾生番号29:服部 惇(はっとり しゅん)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

長野県松本市には、源智の井戸など数多くの井戸があり、水がきれいでおいしいです。
また、松本城や旧開智学校といった国宝や、重要文化財もあり、歴史を感じられます。

Q.好きな教科

数学・理科・国語

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

折り紙同好会に所属して、複雑な折り紙に挑戦しています。
また、落語が好きで、学校の文化祭で披露しています。そして、プログラミングも好きです。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

合宿に参加できて、とてもうれしいです。
精一杯学び、たくさんのことを吸収したいです。
皆さん、よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

僕は8日間の夏合宿を通して、科学の面白さを実感するとともに、科学の広さと奥深さを知り、今回体験した全てのことに興味を持ちました。また、たくさんの仲間と友達になることができました。たくさんの刺激を受け、充実した楽しい毎日でした。

夏合宿で講義をしてくださった先生方は、何かに興味や疑問を持ち、それを突き詰めて研究し、素晴らしい発見をされていることがわかり、何事にも好奇心を持って取り組み、疑問に思ったことを決して諦めずに探求していくことが大切だということを学びました。また、今回の合宿では様々な実験や製作も行いました。実験も全てが楽しく、実際に目にすることは想像していることとは違って、とてもワクワクしました。グループ製作では、みんなで一生懸命考え、試行錯誤しながら進めて行くという過程がとても楽しかったです。

僕はプログラミングや折り紙など、いろいろなことに興味がありますが、それらを大切にしつつ、夏合宿で得たことをいつも心に留め、これからも積極的に様々な経験を積んでさらに視野を広げ、将来は、自分が最も興味を持った疑問を探求し解明する科学者になりたいと思います。そして、今回一緒に過ごした友達、合宿中にお世話になったOBOGの先輩方、スタッフの皆さんとのつながりもずっと大切にしていきたいと思います。

 

塾生番号30:原 弘明(はら ひろあき)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

熊本県合志市に住んでいます。
熊本県は、熊本城が有名ですが、3年前の熊本地震で崩れてしまい、現在も復興工事を行っています。
自然豊かで海産物や農産物が豊富です。毎日、新鮮な野菜と魚介類を食べることができています。
また、水道水として出てくる水は、ほとんどが地下水で、毎日おいしい水を飲むことができています。
熊本県のPRキャラクターとして、「くまモン」が全国的にも有名になっています。

Q.好きな教科

理数系教科と社会(歴史、地理どちらも)、音楽が好きです。理数系教科でも特に、数学と物理が好きです。
数学・物理が好きな理由は、きっちりと答えや結果が出て、爽快感・達成感があるし、自分のきっちりした性格に、似ていると思ったからです。
社会が好きな理由は、今の、世界の国々や日本がある理由を、大きな時間の流れで捉えることができたり(歴史)、日本と世界との繋がりや、地球のことについて知ることができるからです。
音楽が好きな理由は、今ピアノを少しやっていて楽器に触れることが好きだし、何かの気分転換にもなるからです。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

今は部活に入っていませんが、習い事としてピアノ、テニスをそれぞれ週1しています。
趣味は、読書、釣りです(最近、釣りは行ってませんが・・・)。
今までしてきた研究は、化石、テニスボールの飛び方、熊本地震で地下水が濁った理由、色々な土の性質・特性です(全て、小学校の自由研究です)。
今は、飛行機(グライダー)が飛ぶ原理について研究中です。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

全国の中から選抜され、40人の枠に入れたこと、とても嬉しいです。
有名な先生方の講義を受けられること、とても光栄です。
6日間、仲間との交流を大切に、合宿に参加したいです。

夏合宿のまとめ

僕は今回、育成塾に参加したことで、将来の目標を明確にすることができました。今までは、「宇宙に関する仕事に就きたい」というぼんやりとした目標しかありませんでしたが、2つの明確な目標を持つことができました。

1つ目は、國中先生が話されていた、JAXAの「太陽系探査計画」に関わりたい、という目標です。太陽系探査計画というのは、太陽系にある様々な天体を調査する、という計画です。國中先生が例として挙げられていたのは、月面への基地建設です。将来的には、そこへ宇宙飛行士を送り込む計画だ、と話されていて、とても興味を持ち、関わりたいと思いました。

2つ目は、自分の持つ夢を叶える為に、上田先生が教えて下さった3つの力を身につけたい、という目標です。それは、できるだけ速く、正確に物事を行う「マニュアル力」、1つの問題をじっくり考え、答えを導き出す「考える力」、その上で自ら課題を見つけ、オリジナルの解決策を編み出す「創造力」です。これからは、Society5.0の社会となり、AIなどの技術も進歩していきます。そのような社会でも通用するような力をつけていきたいです。

そして、澤先生が教えて下さった「人生を賭ける価値のある仕事」を見つけられるよう、日々のコツコツした努力を大切に、目標に向けて確実に、1つずつ近づいていきたいです。

最後に、様々な分野でご活躍されている沢山の先生方、先輩方、そして、14期の仲間たちに出会えたことに感謝し、これから頑張っていきたいです。7泊8日間、本当にありがとうございました。


 

塾生番号31:人見 有香(ひとみ ゆか)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

神奈川県川崎市。
ドラえもんの作者、藤子・F・不二雄さんのミュージアムがあり、
最寄り駅には”どこでもドア”が設置されている。

Q.好きな教科

英語、理科

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

管弦楽部(パーカッション担当)
読書、映画鑑賞

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

普段お会いできない高名な先生方の講義、同い年の全国から集まる塾生、
どんな出会いがあるか今からワクワクしています。
体調管理に気を付けて全日程、頑張りたいです。

夏合宿のまとめ

私は理科の中でも化学が好きでこの合宿に参加しました。数学の苦手意識が強く、理系に進むのは無理だと諦めていました。しかし、この合宿で、私は前向きになったと思います。絶対にできないと自分で決めつけることはしないで、好きならまず挑戦しようという気になりました。

私はまだ将来の夢は決まっていませんが、創造力を発揮できる人になりたいです。そのためには、目標を具体的に持ち、一生懸命努力することが大切だと分りました。講義から、有名な科学者も諦めない人間力で努力したから成功したと知りました。また、たとえ文系に進んだって将来はいろいろな方向から、私の好きな科学に関わることができます。「楽な道に逃げないで、難しい道を選んで後悔した方が得だ。」という鈴木先生の言葉が心に残りました。今は一生懸命悩んで、その道を選んだことを後悔しないように何でも努力したいです。

 

塾生番号32:廣田 実優(ひろた みゆ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

0歳から5歳までアメリカのコネチカット州に住んでいました。
コネチカットはアメリカの東海岸、ニューイングランド地方にあり、イギリス人が入植した地域で、街の名前や街並みはイギリスと似ています。マサチューセッツ州とニューヨーク州に隣接しており、四季の移り変わりが美しい自然豊かな街です。
春は花が美しく、夏は海水浴、秋は色とりどりの落ち葉の絨毯が出来、冬は雪が積もり、そり遊びや川でスケートを楽しめます。庭にはリスや鹿が遊びに来ます。
今住んでいるのは千葉市の海浜幕張で、様々な会社のビルが立ち並び、人工的な雰囲気です。
幕張メッセや千葉ロッテマリーンズのスタジアムが有名です。
私の住んでいるベイタウンはゴミの地下空輸システムがあり、電線も地下に埋められている清潔な街です。緑豊かな公園も多く、海も近く、海辺を散歩するととても気持ちが良いです。

Q.好きな教科

英語、図形、理科

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

体操部に所属しています。
今は平均台の上で側転が出来るように頑張っています。
11月にコネチカット州のイェール大学で行われるWSC(ワールドスカラーズカップ)の決勝大会に向け、チームで英語ディベートやライティングなどの勉強を頑張っています。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

素晴らしい先生方の授業を受けられる事になり、とてもワクワクしています。
優秀なお友達と交流する中で、なるべく沢山の事を吸収したいと思っています。
海外からも参加する人もいると聞いたので、他の国の理科や算数の事、考え方が日本とどう違うのかなど、色々な事を話し合ってみたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

夏合宿のまとめ

私はこの一週間で沢山の事を学びました。ひとつひとつの講義にたくさんの大切なメッセージがありました。その中でも、二日目で鈴木寛先生と澤芳樹先生が迷ったら難しい方を選んだ方が良いとおっしゃっていたことがとても心に残りました。

思い返すと、私は何かをするかしないかで迷った時には、いつも楽をしたいと思って結局やらない選択をした事が多かったと感じています。私は中学1年生の時に友達に英語の大会に誘われたのですが、どうせ自分が参加してもみんなの足を引っ張ってしまうと思って断ってしまい後悔をしました。

これからは先生方の「やらなくて後悔してもしもやっていたらどうだったのだろうと想像するよりもやって後悔したほうが良い」というメッセージを忘れずに、何かをすることに迷ったら、自分に与えられたチャンスを無駄にせずに、どんどんチャレンジをしていきたいと思いました。

この合宿で全ての先生方のお話を聞いて、私の頭の中は少し変わった様に感じています。何も考えずに日々を過ごすのではなく、しっかりと意味を考えながら様々な事を学び、挑戦して行きたいと思います。最後に、素晴らしい機会を与えてくださって先生方、ボランティアの皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

 

塾生番号33:福川 由珠(ふくがわ ゆみ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

熊本生まれ熊本育ちです。
熊本市は地下水で全人口分の水をまかなっていて水道水がとても美味しいです。

Q.好きな教科

家庭科が好きです。料理が得意で今年はお弁当コンクールに応募しようと思っています。
裁縫も得意で以前妹のリュックや私のガウチョパンツを作りました。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活は美術部に入っていますが、絵を描くのが苦手なので、ミニチュアフードや消しゴムはんこを作っています。
趣味は手芸と料理でお弁当を毎日作っています。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

私たちが生まれた時に始まったこの創造性の育成塾に参加することができて嬉しいです。全国から集まる仲間たちと力を合わせて約1週間頑張りたいと思います!

夏合宿のまとめ

私はこの合宿に来て、人とは全く違うことをしたり、違う発想をすることの大切さを学びました。そのことについて、私の心に残った講義が二つあります。

一つ目に3日目にお話をされた澤芳樹先生のお話の中で、1954年に榊原さんが行った低体温による開心術です。この方法は患者がなくなる可能性が高いのに、手術をしたことが印象に残りました。
二つ目に同じく3日目の永井良三先生のお話の中で、真空中でスコッチテープを勢い良くはがすとX線が発生するということです。誰も考えないようなことをしていたので心に残りました。

この合宿を通して私は人とは違う発想をするには知識が足りないと思いました。そしてこの合宿の中で調べてみたいことがいくつかありました。これから気になったことをそのままにせずもっと調べて吸収していきたいです。そして他の人とは違う発想をできるようになりたいです。

 

塾生番号34:藤井 琴子(ふじい ことこ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都出身です。
23区で人口が一番多い世田谷区に住んでいます。
等々力渓谷、駒沢公園など自然に溢れ、静かで住みやすいところです。
2020年の東京オリンピックでは、区内の馬事公苑で馬術競技が開催されます。

Q.好きな教科

理科(特に生物)、社会、音楽です。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

吹奏楽部とオーケストラに所属し、クラリネットを吹いています。
水族館巡りが好きで、丸一日いても飽きません。
夏は水泳、冬はスキーを楽しんでいます。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

一生に一度の機会をいただけたので、楽しくいろんなことを学びたいと思います。
全国から集まる仲間からもたくさん刺激をもらいたいです。よろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

育成塾に参加する前後で、私の考え方は大きく変わりました。今までは自分の視点を中心にしか思考を持っていなかったことに気づき、多様な視点を持つことの面白さを感じました。

考えるということは自分の頭の中だけで展開するものだと思っていましたが、いろんな視点を集めて思考すると、知識も広がり、面白く、より深く考えることができました。思考力の大切さは様々なところで言われていますが、知識があった上での思考であることの重要性も感じました。先生方の講義はどれも専門的で一見難解に感じましたが、知識を与えてもらった上で思考すれば中学生の私たちでも少しは理解でき、さらにそれを発展して考えることも不可能ではないと教えられた気がします。

ロボット製作では、自分には難しすぎるのではないかと不安に思いましたが、今あるものを改造するという方法で、不可能から少し可能な方向に傾いた時も、新たな視点を持てたと感じた瞬間でした。また、その場その場で自分に何ができるか、どういう役に立てるかなど考えて行動することは、チーム作業の中で一員となれている実感が持てて嬉しかったです。

「迷ったら難しい方を選べ」という教えの通り、無理だと諦めてしまうことなく、やりたいことを選んで今後の道を選んでいきたいと思います。ありがとうございました。

 

塾生番号35:部家 匠(へや たくみ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

日本三大名園の兼六園(日本最古の噴水)がある石川県金沢市に住んでいます。
2015年3月に北陸新幹線が金沢まで開業し、観光客がとても増えました。
金箔が有名、自然豊か、食べ物(海産物、和菓子)もとてもおいしいところです。

Q.好きな教科

理科(特に生物)
社会(地理・歴史)

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:囲碁将棋部
趣味:生き物採集、ピアノ、テニス
ペット:アカハライモリ約100匹、シリケンイモリ3匹、
クサガメ3匹、ウンキュウ1匹、ゲンゴロウ3匹
研究:イモリの研究(小学1年生から続けています。)

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

科学に興味を持った仲間と語り合ったり学んだり、科学の分野で世界的に有名な方の講義を聴いたりできることに、今からとてもわくわくしています。
この夏合宿では、新しい知識やものの考え方、問題発見と解決能力などを学びたいです。
そして、夏合宿での経験や学びが、これまで行ってきたイモリの研究や学校の勉強に活かすことができればいいなと思っています。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は、創造性の育成塾で多くのことを学びました。その中の一つが「創造性の大切さ」です。上田先生は、「創造性から生み出されるものには決まった答えがなく、創造力を使えば独自の解決策を見出すことができる。」とおっしゃいました。また、有馬先生は、「AIは人間よりも計算速度が速く、記憶力もはるかに上だが、AIが人間に勝てないのは『創造力』である。」とおっしゃっていました。その他の先生からも「創造性の大切さ」が伝わってきました。

私は、みんなと違う独特な意見を持つことが多く、その度に不安に感じることもありましたが、これからは独特な意見(創造性?)が必要とされてくることが分かり、とても安心しました。私は自分の創造力をこれからも発揮し、そして大切にしていきたいです。

また、身近なところで少しでも疑問を持ったらすぐにメモ帳に書き留め、時間があるときに調べたり家で実験を行ったりして疑問の解決を進めることで、創造力をより高めていけたらと思います。そして将来は、創造性を活かせる仕事に就き、世の中で役に立つ人間になりたいです。

この8日間、とても充実した時間を過ごすことができました。将来を考える良い機会にもなり、私の一生の思い出の一つとなりそうです。指導してくださった先生方、先輩方、育成塾事務局の方々、そして14期生の仲間と出会えて良かったです。皆さま、本当にありがとうございました。

<>塾生番号36:堀内 春希(ほりうち はるき)

Q.好きな教科

数学、英語

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活動:ソフトテニス部
研究:第70回栃木県理科研究展覧会並びに発表会
「種のサバイバル ~種はどこまで耐えられるか~」特賞受賞
他・銀賞「沼地の生き物観察」銅賞「水の性質調べ」

その他:
第23回うつのみや百人一首市民大会 第4位入賞
第7回うつのみや百人一首グランプリ決定戦 第3位
第63回青少年読書感想文コンクール 栃木県大会 優良賞受賞
第33回全国小学生陸上競技交流大会栃木県予選会4×100mリレー第2位 他

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

この創造性の育成塾において、たくさんの仲間や、各分野の第一人者である先生方と出会えることを嬉しく思います。是非、この1週間を有意義なものにできるよう頑張ります。どうぞよろしくお願い致します。

夏合宿のまとめ

僕はこの合宿の中で気付いたことがありました。それは、自分が今後どう学習に取り組んでいくことが必要かということです。
上田正仁先生の講義を受け、人の能力には、「マニュアル力」、「考える力」及び「創造力」という大きく三つの能力があることを知るとともに、社会では、それらを含めた総合力が求められることを学んだことで、この先どうすればいいか道筋が見えてきました。

今回の合宿により、過去の自分を改めて「メタ認知」することができました。自分は難しい問題に直面したときに、深く問題に向き合わずに安易に答えを求めていたことに気付きました。僕に必要なのは、すぐに答えを求めようとするのではなく、問題の本質を見抜き、考え抜いて答えまで辿り着く力、いわゆる「粘り強く考え抜く力」であることを感じました。そして、その方法を反芻し、「考える力」をつけることで、次の段階である「創造力」にいつか、手を伸ばすことができるようにしたいです。

自分の未来を決める旅は、この合宿からスタートしたのだと思います。これからも、幅広い分野において未知への探究心を持ち、努力を積み重ねていきたいです。

 

塾生番号37:水谷 紗更(みずたに ささら)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都練馬区出身
東京23区で一番公園が多く、緑も豊かな区です。
近くにカントウタンポポの群生地があります。
アニメの街ともいわれています。

Q.好きな教科

国語、理科

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活:ソフトテニス部、化学研究会
趣味:ピアノ、読書、水泳

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

科学の第一線でご活躍される方々のお話をうかがい、また色々な体験をさせていただくことをとても楽しみにしています。
様々な分野のことを知り、自分の視野を広げたいと考えています。

夏合宿のまとめ

私は今回の合宿で、創造力とはどのようなことかが分かりました。この塾にも「創造」という言葉が付いていますが、私はこの言葉について何も考えてこなかったので、数々のご講演が一つ一つ新鮮でした。

以前は創造という言葉についてよくイメージがつかめませんでした。しかし、今回「創造力」とは課題発見、そして独自の見解や解決策を見出すことだと学び、イメージがはっきりした分、少し身近になりました。そもそも私は創造力というものは先天的なものだと思っていました。しかし5日目に東京大学大学院教授の上田正仁先生が行ってくださった「『考える力』の鍛え方」というご講義で、考える力は生まれつきの才能ではないこと、求められる優秀さには3段階あり「マニュアル力・考える力・創造力」が相互に関係し合っている事を学びました。

そこで考えを改め、創造力を発揮するためには様々な分野の基礎的な知識・努力が必要だと思うようになりました。
研究で必要な大量のデータ収集など私は努力が必要な事柄から目を背けがちな面がありますが、今回私は努力することの目的を再確認することができたので、努力する意味を考えながら、日々を過ごしていきたいと思います。

 

塾生番号38:森 斐奈子(もり ひなこ)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

埼玉県川口市に住んでいます。鋳物作りが盛んで前の国立競技場にあった聖火台が作られた街です。
その聖火台は前回の東京オリンピックで使われ、シンボルとして残り続けました。
東京に近くアクセスがよいので、とても便利です。
市の主催で小学校高学年向けに「理科オリンピック」という大会が毎年行われています。

Q.好きな教科

理科、音楽、美術です。

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

物理部の電子工作班とパソコン班に所属し、基板にはんだ付けをして作品を製作したり、プログラミングをしたりしています。
趣味は音楽鑑賞と歌うことです。
今年の春、プロのオーケストラと合唱団の中に交じってベートーヴェンの交響曲第9番の合唱に参加しました。
絵を描くことも好きです。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

全国から集まってくる科学好きの仲間たちと8日間講義を受講させて頂ける貴重な機会、ワクワクドキドキが止まりません!!
あらゆる事を吸収して自分の糧にしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

夏合宿のまとめ

私は、創造性の育成塾で「諦めない」ことの大切さを学びました。今までの私は、分からない問題やふと感じた疑問などがあっても、すぐに答えを確認したり他人に聞いたりしていました。しかし、上田先生の講義を通じて、「考える力」を鍛えるには、課題を明確にし、根気よく最後まで考え抜くことが必要だと知りました。

また、成功の究極のかぎは「諦めない人間力」であるとも知りました。偉大な発見をしたアインシュタインは、どんなに苦しい境遇に置かれても物理学への夢を諦めず成功したそうです。だから、自分はこのままではいけない、変わらなければと強く感じました。これからは、考えることや自分の夢を簡単に諦めない、ということを心がけたいです。

この育成塾を通して、科学の奥深さを知り、「諦めない」こと以外にも沢山の大切なことを学びました。現在活躍されている先生方や先輩方のように、私も力強く夢に向かっていきたいです。最後になりますが、今回の合宿で講義や実験、運営をしてくださった先生方、OB・OGの先輩方、共に学んだ14期生の皆さん、8日間素敵な体験をさせていただき本当にありがとうございました。

 

塾生番号39:森本 結衣(もりもと ゆい)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

東京都西東京市に住んでいます。
市自ら「見逃してたね、西東京市」というキャッチコピーで宣伝する程、あまり知られていないようです。
合併で平成13年に生まれた市です。世界一多く星を投影できるプラネタリウムのある多摩六都科学館があります。

Q.好きな教科

理科(特に物理)、数学

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

部活は数学部とコンピューター部に入っています。
習い事で小学生の時から水泳を続けています。

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

この合宿を通して様々なことを吸収したいと思います。
理科が好きな新たな友達に出会えることを楽しみにしています。

夏合宿のまとめ

私は上田先生の講義から、主に二つのことを学びました。一つ目に、上田先生は正解はおろか誰も疑問にすら感じていなかったところに問題を発見し、それに対して独自の答えを編み出せる人が創造的とみなされ高く評価されるとおっしゃっていました。そのために、疑問を持つことをもっと大切にしていきたいと思いました。今までふと疑問に思ったことがあっても忘れてしまうことが多く、もったいないことをしていたと思います。これからは身の周りの様々なものに目を向けて、沢山の疑問を持ち、その疑問を無駄にしないようにしていきたいです。

二つ目に、上田先生は最後までやり遂げようとする「諦めない人間力」が大切だとおっしゃっていました。実際に今回この合宿に参加するために課題を諦めずに取り組み、結果としてこの合宿に参加することができ、良い経験ができました。この先、人生において諦めたくなるようなことが沢山あると思います。その時にも諦めずに、一歩一歩自分の目標に向かって突き進んでいきたいです。

その他の講義や実験からも本当に沢山のことを学び、とても充実した8日間を過ごすことができました。講師の先生方、事務局の方々、支えてくださった全ての方々、14期生の皆さん、本当にありがとうございました。

 

塾生番号40:吉澤 志晃(よしざわ しこう)

Q.出身地・現在地の特徴(ご当地自慢など)

京都生まれ 滋賀県草津市在住
滋賀県は京都・大阪にも近く、
また草津は中山道と東海道が合流する交通要所の宿場町として栄えた町である。
滋賀県には、日本一大きい湖である琵琶湖があり、歴史的建造物も多い。
例えば、比叡山延暦寺、織田信長の安土城、石田光成の佐和山城、井伊直政の彦根城など。
名物としては、近江牛(とても美味しい)、鮒ずし(一度も食べたことがない!)がある。

Q.好きな教科

地理、歴史、理科(化学)

Q.部活や趣味(今まで続けてきた研究など)

現在洛南中の将棋部に所属している。
将棋は、祖父母に教えてもらったのをきっかけに、保育園の頃からずっと続けている。
小学校3年~中学校2年まで、将棋の団体戦で京都府の代表として西日本大会に出場している。
(しかし、府県の代表が集まる西日本大会では、一度も予選を勝ち抜けたことはない。
今年こそがんばるぞ!)

Q.夏合宿に向けて一言・意気込み

科学の最前線で活躍されている先生の講義を受け、科学に対する意識が高い仲間と切磋琢磨して、世界に貢献できるような研究者になるための一歩を踏み出したい。
学校や自分だけでは学べないような、幅広い知識と、その経験を得たい。

夏合宿のまとめ

僕はこの合宿で、最先端の科学技術や創造力を育むための勉強方法などを沢山学びました。その中で、特に心に残ったことが二つあります。

一つ目は、澤先生がおっしゃった「人生最高の喜びは、生涯の目標のために努力すること」という言葉です。この教えは、懸命に努力することからつい逃れていた自分の弱さに、しっかり向かい合うきっかけになってくれました。また、何か新しいものを作って人の役に立ちたいという、漠然とした僕の夢を具体的に考え直すきっかけにもなりました。

二つ目は、上田先生がおっしゃった「成功の鍵は、諦めない人間力」という言葉です。この教えは、僕に反省を促しました。なぜなら、特に苦手なものに対して三日坊主で、深く考えることをしてこなかったからです。更に先生は、「短時間の思考に脳が最適化されてしまうと、長時間考えるのが苦手になる」ともおっしゃっていました。今後は、難しい問題に直面したときも、すぐに答えを探すのではなく、考える過程を重視し、まずはじっくり取り組んでみることにします。

この合宿で学んだ「努力することの必要性」や、「答えをすぐに求めるのではなく、立ち止まって深く考えることの重要性」を心にしっかり受けとめ、創造力を磨いていきたいです。

 

まとめ発表の様子は、こちらからご覧いただけます。