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米国 ヒューストン・幼稚園からの科学フェア
【今日のひとこと】 2008年2月12日

皆さん、お久しぶりです。こんにちは。

米国テキサス州ヒューストンでは、今週はScience Project Fairが各学校で行われています。Kindergartenの5歳の長女も、初めてのScience Projectに挑戦しました。

タイトルは「シャボン玉に色をつけられるか」。A1サイズくらいの大きなボードに、
Title(タイトル)
Hypothesis(仮定)
Material Used(使用材料)
Procedure(方法)
Observation(観察)
Data/Result(データ結果)
Conclusion(結論)
を書きます。

学会のポスターセッションのような発表を、幼稚園や小学生から毎年行っているということにとても驚きました。まずは形からなのかもしれませんが、こうして、毎年発表をすることを通じて、身の回りのことに興味をもつだけでなく、それを論理的にどう人に伝えたらいいのか、を学んでいるのですね。

親の方も面白くなってきて、無重力の宇宙で対照実験をしたいね、と家族で話していました。日本では4月に科学週間がありますが、是非、いろいろな興味をはぐくんでいってくださいね。
(山崎直子:JAXA宇宙飛行士)