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死語となった“無重力”
【今日のひとこと】 2008年3月24日

無重力状態など、“無重力”という言葉、以前耳にしたことがあると思いますが、すでに死語になってしまったようですね。

地球を回るスペースシャトルの中でふわふわと浮いている飛行士の写真などを見たこともあると思います。これは、地球に引っ張られる力と同じだけのもうひとつの力が働いて、この2つの力がつりあっている状態です。よく考えればこれは重力がないわけではありません。重量はなくなっても、重力は受けているわけです。

というわけで、“無重力”とはいわず“無重量”という言葉を使っているわけです。

さて、それでは重力とつりあっているもうひとつの力とは何でしょう。考えてみてください。
(高畠勇二・練馬区立八坂中学校校長)