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静電気の実験
【今日のひとこと】 2008年3月26日

家族で近くのファミリーレストランに行った時、オーダーをしてから結構な時間がかかりました。昼時だったので、忙しかったのでしょうね。娘達が頼んだジュースだけは早く来たので、ちょいと静電気の実験をしてみました。

ストローを2本平行に持ちます。そして、利き手で紙ナプキンで2本重ねたストローを10回くらい擦ります。そして、ストローを両手に持って、平行に近づけると静電気のために何か見えない不思議な反発力を感じます。距離を近づける程、強い力で押し戻されます。

これを定量的に実験をするとクーロンの法則になるのです。静電気の力の強さは、2つの物体にたまった電気の量に比例して、2つの物体間の距離の2乗に反比例して強くなる力です。距離の2乗に反比例して強くなるのをなんとなく実感できます。近づけると急激に強くなっています。

さらに、1円玉を机の上に立てます。そして、静電気を帯びたストローを近づけると、1円玉はストローに近づいてきます。この現象を良く考えてみると、少し、不思議ですね。ストローには静電気があるのでしょうが、1円玉は擦っていないので静電気は帯びていません。でも、静電気を帯びたストローにはしっかりと近づいてきます。これも近づける距離が近いほど、早くくっ付こうとします。

そして、お水に浮いた氷にも近づけてみました。すると、水に浮いた氷も、ゆっくりとですが近づいてきます。娘達は興味津々に見て、遊んでいます。そして、よ~く、水面を見ていた娘(長女の方)は面白いことに気付きました。それは…

この答えは是非とも、実験してみて下さい。そして、報告してくれると嬉しいかな?
(兼 龍盛・江戸川学園取手中学教諭)