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和食が安心できるメニューでしょうか?
【今日のひとこと】 2008年4月2日

昨今、食品に関する関心がとても高くなっています。毎日の食事を見直そうという意識もこれまで以上に広がっているようです。ところが、洋食や中華料理ではなく和食メニューにしたら安全性が高まるのでしょうか。

2月27日(水)の読売新聞で日本料理の食材の自給率に関する記事が掲載されていました。
お造り…マグロ37%、ヒラメ56%、大根98%
天婦羅…エビ5%、小麦粉13%、菜種油0%
かぶ白煮…かぶ100%、削り節37%

いかがですか?和食の定番と思っている食材で意外に自給率が低いと感じませんか。

食に関する情報が盛んに取り上げられますが、大事なのは科学的な判断力を身につけ、どのようにより良い食生活を営んでいくかということだと思います。
(安川礼子・千代田区立九段中等教育学校教諭)