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八ヶ岳の春登山、そこは深い冬だった
【今日のひとこと】 2008年4月22日

先日、長野の方へキャンプへ行ってきました。キャンプ先は八ヶ岳だったのですが、そこはまだ雪も降る深い冬のままでした。にもかかわらず、宿泊はテントを雪の上に張って過ごすという無鉄砲極まりないことをしてしまったのです。

もちろん、夜は極寒地獄。厚着をして寝袋に包まっていたのに、ものすごく寒かったのでした。料理を作っても外気の寒さと気圧が低いといったことのせいでうまく米がたけず、鍋もすぐに温まらずという散々な結果になってしまったのです。

雪山の苦難は寒さだけではありません。夏登るにも険しい山々を雪の積もった冬に登るものですから滑ったり雪に足が埋まったりといったことで登山は大変でした。

それでも足跡のついていない雪面を歩いたり山頂での食事だったりといった感動すべきことは数多くありました。

雪山でのキャンプに僕は自然の厳しさと美しさの二面性を痛感させられました。
(佐々木 駿【1期塾生】)