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冬山登山
【今日のひとこと】 2008年4月25日


1期生の佐々木さんが冬山に行かれたという話が掲載されていましたが、僕もこの春休みに冬山に行きました。

僕は学校で「野山を愛する会」というクラブに所属しています。そのクラブで雪山登山合宿(2泊3日)に行きました。場所は霧ヶ峰でした。僕は陸上部にも所属していて、陸上部の夏合宿は同じ霧ヶ峰なので、その場所の冬姿を見ることになりました。

アイスを売っていた売店は季節はずれで閉じていましたし、夏、見た湿原も雪に覆われていました。一面の雪を見て、夏に飲んでおいしかった水はこれらからできているのかな~と思いました。また、佐々木さんがおっしゃっていたように、冬山での調理は手がかじかんでとても大変でした。

五年ほど前から、毎夏、父と富士登山をしていますが、自然も気候も変わった場所を訪れたあと帰宅すると、いつもありふれた日常への新しい発見があります。特に富士山は、夏でも山頂は冬の気候です。家で登山の用意をしている時は暑苦しいと思うような支度をして出掛けても、山頂では持ってきて良かったと心底思い、その日のうちに下山すると季節を行ったり来たりしたかのようです。少し大げさかも知れませんが、世界ではそれぞれの場所で様々なことが起こっているんだなあと思ったりします。

ところで、僕は、富士山は日本一高い山なのに、老若男女すべての人に開かれた山だということが素晴らしいと思っています。誰でも美しい富士山を登って日本一の高みに達することができるからです。でも、多くの人が訪れるせいか、登山家の野口さんや他の活動家の方もおしゃっているように、ゴミが多いと思うので、僕もできるだけ清掃活動をしていきたいです。

(風早智孔【2期塾生】)