僕はヴァイオリンをやっています。昨年の2期育成塾参加の際は、同じくヴァイオリンをやっている内山君と一緒に合奏ができ、とても良い思い出となっています。

最近僕は以前にも増してヴァイオリンが楽しくなり、もっときれいな音が出せたらな～と思うようになりました。

ヴァイオリンはご存知のように擦弦楽器で、松脂がついた弓の毛をこする摩擦によって弦が振動し、その振動で生じた空気の揺れを楽器内部の空洞でさらに大きくし音が出るという仕組みです。

僕はハイフェッツという演奏家を尊敬しています。彼は、運弓速度が非常に速く、普通のヴァイオリニストが半弓しか使えないところを全弓で弾いたりします。そんなことをしても弓も音も全くぶれないのは、弓の持ち方、弓の動かし方などが非常に合理的で洗練されていて、弾く姿勢がとても安定しているからです。きっと運動神経がよく、集中力も抜群だと思います。

透明感のある音を出すには、運弓の速度をあげて、ヴァイオリンの弦への圧力をあまりかけすぎないように弾かなければならず、ハイフェッツの音はまさにこれを具現化したものです。僕も自分の音がより透明感あふれる豊かな音になるようもっと練習したいと思います。

ところで、今度の憲法記念日に東京都多摩市のパルテノン多摩というところで、所属しているユースオーケストラの演奏会があり、東京近郊の2期生が来てくれるかもしれません（他の人も興味があれば連絡ください）。

僕は、初コンマス＆コンマスソロをやるので緊張していますが、来て下さる方のためにも良い演奏ができるよう頑張ります！