創造性の育成塾 メニュー
トップページ
創造性の育成塾について
創造性の育成塾とは
協賛各社のご紹介
女性サポーターについて
お問い合わせ
今日のひとこと
塾だより
科学オリンピックへの道
科学館へ行こう!
北の国からのエッセイ
創造性の育成塾 夏合宿
第5回('10) 夏合宿レポート
第4回('09) 夏合宿レポート
第3回('08) 夏合宿レポート
第2回('07) 夏合宿レポート
第1回('06) 夏合宿レポート
今日のひとこと
名もない木
【今日のひとこと】
2008年5月13日
名もない木とリス
私の部屋の窓の一つは庭に面していて、そこに名前の分からない木が生えています。 ロンドンへ引っ越してきた時には枝葉を茂らせていたのですが、まもなく秋が来て落葉し、裸になりました。
再び葉が茂るのを待っていたある朝、庭師がやってきて、枝という枝を全部、落としてしまいました。
幹だけの木はいかにもみすぼらしいものです。それまでは毎朝、小鳥がやってきて、枝に止まってさえずってくれるのを楽しみに眺めていたので、私は余計にがっかりしました。
ところが、5月になると、その幹から新芽がどんどん出て来ました。やわらかくつややかな葉っぱが、幹のあちこちから生えてきて、次第に木らしくなってきました。
時には、切り株のようになった太い枝の断面にリスが登ってきて、食事をしている様子が目と鼻の先で観察できます。ブラックバードもやってくるようになりました。
枝を落としたのは、新しい生命の誕生に備えるためだったわけです。これからもっとすごい勢いで新芽が出て、枝が育ち、また青々とした木に成長するのでしょう。
デジタルカメラで観察日記をつけ始めました。観察していると、毎朝、新しい芽が出ているのが分かります。葉っぱの形や枝ぶりで、今は分からない木の名前もやがて分かるでしょう。植物の観察日記なんて小学校以来で、とても楽しみです。
(元村有希子・毎日新聞科学環境部記者)
Copyright (C) 2008 特定非営利活動法人 ネットジャーナリスト協会