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「ダーウィン展」見に行きましたか? |
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みなさんは国立博物館で開催されている「ダーウィン展」を見に行きましたか?
チャールズ・ダーウィンといえば、「種の起源」という本が有名ですが、私は「ビールグ号航海記」という本がオススメです。これは世界のあちこちを廻る船の上で、いろいろな生物と出会い、記録していく様が描かれていますが、その中で、私が一番面白いと思ったのが、ダーウィンフィンチについてです。
ガラパゴス諸島に暮らす小鳥「ダーウィンフィンチ」の仲間は、くちばしの形が変化に富んでいます。ダーウィンはこの鳥を見て「環境に適応して生物の姿形は変化する」という進化論を考えついたそうですが、小枝を餌取りの道具にするものや、血を吸うものまで、フィンチ類の進化には驚かされることばかりです。環境に応じてそれぞれ進化をすることのすごさを私は感じました。
ちなみに、初めてこれらが近縁の種であると発見したのはジョン・グールドという鳥類学者です。当時、私はこの鳥類学者が書く絵に魅せられていて、それに関する本をたくさん読んでいたのですが、思いがけないところで繋がっていました。いろんなことに興味をもって調べたり、考えたりしたことは、やがて全部繋がってくるんですね。
7月に大阪で開催される「ダーウィン展」に行くのがとても楽しみです。又、3月15日(土)~ 6月29日(日)まで大阪自然史博物館にて「恐竜ラボ」が開催されています。こちらも進化の代表といえる存在!鳥は恐竜から進化したということもあって、私は恐竜にも親しみを感じています。
みなさんも機会があれば、ぜひ行ってみてくださいね。 |
(渡辺奈央【1期塾生】) |
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