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土井 隆雄宇宙飛行士につづき 宇宙をめざせ |
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2008年3月に、STS-123ミッション(123と、とても覚えやすいですね)が実施されました。国際宇宙ステーションに日本の実験モジュール・船内保管室をとりつけたり、カナダのロボットアーム・デクスター(ガンダムのようにもみえます)の組み立てをおこなった土井宇宙飛行士と5人のクルーが、東京にそろってやってきて、どんなミッションであったかを報告しました。
土井宇宙飛行士は1997年に、日本人として初めて船外活動をしました。今度が2回目の宇宙飛行です。1回目の飛行では、宇宙から俯瞰した地球のすばらしさにうたれ、地球への帰還後にもっと地球のことをくわしく知りたくなったそうです。そして今回の飛行では、国際宇宙ステーションという宇宙に建設されている巨大な構造物をおとずれ、人間がこのようなことを宇宙に実現できるすばらしさを実感したとのことです。
30年ほどまえ土井宇宙飛行士がまだ大学院生であったころを、わたしはよく知っています。当時は計算機を研究用につかうことが可能になりはじめて、計算機のなかに自然現象や人工物を模擬する研究が「かっこう」よくみえた時代でした。それを尻目に、土井宇宙飛行士はどろくさくロケットの実験に取り組んでいました。
はじめての日本の宇宙有人施設を宇宙ステーションにとりつけることに成功した土井宇宙飛行士に喝采。
そして高校生にお知らせです。JAXA宇宙科学研究本部では、君が作る宇宙ミッション「きみっしょん」という4泊5日(2008.7.28-8.1)宇宙研のキャンパスで合宿して、数人のいくつかのグループに分かれて自分たちの宇宙ミッション計画を作る催しがあります。今年で7回目です。申込み締め切り:6月3日必着。
http://www.isas.jaxa.jp/kimission/ |
(山下雅道・JAXA宇宙科学研究本部理学博士) |
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