何回か「今日のひとこと」でも話題になっていた東京国立科学博物館の特別展「ダーウィン展」が6月22日に終了しました。
ダーウィンの「進化論」は今の中学校理科の教科書には載っていないものの、誰もが一度は耳にしたことのある有名な学説ですね。「進化論」は地球環境のことを考える上でも、大切な考え方の一つだと思います。
私がダーウィン展に行って一番に感銘を受けたのは、トンボを少し大きなルーペで観察している展示です。
「ダーウィンが見つめたものは、このようなルーペなどの簡単な器具でのぞいた世界」「技術が進歩し、より小さな世界が詳細に見えるようになった今でも、ダーウィンが見つめた世界を超えるものはない」正確な文章は書き取ってこなかったので文章に間違いもあるかもしれませんが、このような内容だったと記憶しています。
ダーウィンは幼少時代、昆虫に夢中になり、ルーペなどの簡単な器具でじっくりじっくり昆虫を見つめていました。「夢中になった」「じっくり見つめ続けた」そんな経験が、「進化論」を生み出したダーウィンの素地を作ったことは間違いの無いことだと思います。
「我を忘れるぐらい一つのことに夢中になる」そんな経験が中学生時代にできたら、こんな素敵なことはないですよね!!「今日のひとこと」を読んでいる中学生のみなさん!もしかしたらあなたの身の回りのすぐそこに「夢中になる何か」がゴロゴロ転がっているかもしれませんよ。
そんな目で周囲を見てみると、ダーウィンの見つめていた世界に近づくかも!?なんてことを考えています。
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