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人工降雨の話
【今日のひとこと】 2008年7月15日

新聞に興味深い記事が載っていました。

中国の人工降雨の話です。ヨウ化銀やドライアイスを上空から雲中へ投下して、雲の水の粒を固まらせて雨を降らせる仕組みだそうです。中国の気象局は「制御はできないが影響を与えることはできる」といって、水不足解消のために人工降雨を日常的に行なっているそうです。しかし制御はできないという言葉通り、時々大雨や大雪を降らせ、逆に被害が出ることもあるそうです。

その人工降雨が北京オリンピックでも実施されるというのです。開会式を晴れにしたい、とあらかじめ雨を降らせ雲を消す作戦なんだとか。

人工降雨に使われる薬剤、ヨウ化銀やドライアイスは生物や土壌には無害らしいのですが、自然環境が大切だといわれるこの時期に薬剤を空高くにまくのには少し抵抗があると思いませんか?
(佐々木 駿【1期塾生】)