|
夏合宿から帰ってきて… |
|
皆さんお疲れ様でした。これからもこの合宿で学んだことを忘れずに、一人一人が自分の将来に活かしていければいいと思います。
ところで僕は、都会の中でも緑の多く残った団地に住んでいるのですが、アブラゼミの鳴き声が凄くうるさいです。育成塾に行く前はそんなに凄くはなかったのですが、育成塾から帰ってきてからは、話し声が聞こえないほどうるさいです(研修所ではヒグラシが鳴いていて平穏だったのに…)。しかし、セミから考えてみれば、1週間で相手のメスを探さなければならないので、必死なのだと思います。
このように、私達が考えていることと、その生き物達がやろうとしていることが違うことがあります。この他にも夏合宿の間のBASFさんの授業でもありましたが、「害虫」は人間にとっては害があるかもしれませんが、自然界にとっては重要な虫もいます。
このようなことからも、私達人間と自然の“共生”というものを考えさせられないでしょうか。僕は、人間が生物の頂点に君臨している、という考えを完全に取り除き、これからはもっと自然との共生を大事にしていきたいなと思います。
いよいよ来年は“ダーウィン生誕200周年”です。今、大阪ではダーウィン展をやっているかと思いますが、東京大学の駒場博物館でも、「進化学の世界-ダーウィンから最先端の研究まで-」という小さなダーウィン展が開催されています(URL:
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exihibition.html#shinka)。大阪でのダーウィン展も含め、興味のある人は見に行ってみてはいかがでしょうか。
|
(福田宏樹【2期塾生】) |
|
|
|