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車作りにチャレンジ

【今日のひとこと】 2008年10月16日

7月のはじめから、学校の7人ほどのチームで車作りに取り組んできました。ホンダのエコノパワー燃費競技大会(通称エコラン)という大会に出ようということで、学校から予算をもらい、活動してきました。

さて、その大会ですが、今週の土・日が本番です。現在最終調整段階で、本番の40分間の走行をみすえた走行試験を繰り返しています。

 
 走行の様子(前から)
 
 走行の様子(後ろから)

使用しているエンジンはホンダのバイク「スーパーカブ50」です。去年、ニューモデルが発売され、キャブレターではなくインジェクション(燃料噴射装置)がついたものとなっています。インジェクションというのは、ガソリンを霧状に空気の中に噴射する装置です。キャブレターと異なり吸入負圧でガソリンが入っていくわけではないため、ポンプで圧力をかける必要があります。車の製作で最も苦労したのが、このポンプを内蔵した燃料タンクで、密閉が完全でなかったり、密閉できたと思えば今度は圧力に負けてタンク全体が割れたりと、問題が次々に発生し、工夫の連続でした。

 
 苦労して作った燃料タンク
 
 ハンドル

僕の学校は今年が初参加であり、指導者の中にも経験者がいなかったため、手探り状態での作業でした。どうにか動くものが作れた、という感じであるため、目標は完走で、燃費を競うというレベルには達していませんが、大会終了後また報告したいと思います。

 
車体全体
 
車体後部
(田崎慎太郎・2期塾生)