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科学館は楽しめる
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私は大阪市立科学館で、ガイドボランティアをしています。月に1回程度ですが、説明する側とあって、勉強にも身が入ります。
夏までは電磁気エリアにいて、右ネジの法則について小学生にもわかってもらえるよう精一杯説明していました。秋からは化学のフロアに移りました。私は中学1年から、身の回りのポリマー(高分子)について自由研究を続けています。
たとえば食品用ラップにはポリエチレン製、ポリ塩化ビニリデン製、ポリ塩化ビニル製のものが市販されていますが、その違いや最適例についてご存知ですか?「環境にやさしい」と銘打ったラップをスーパーマーケットでみましたが、どういった点が「環境にやさしい」のかわかりますか?プラスチックは調べれば調べるほどユニークな研究対象だと思っています。少しでもこのおもしろさが伝わればと、張りきっています。
今年のノーベル物理学賞に、南部陽一郎先生の「自発的対称性の破れ」の研究が選ばれました。大阪市立科学館には、これに関連する展示もあります。また、近頃の科学館は楽しめる要素も盛り沢山あります。
文化の秋、みなさんもお近くの科学館へ是非、行ってみて下さい。 |
(蒲生あすみ・3期塾生) |
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