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つくば科学フェスティバル&小林誠先生の講演に参加してきました

【今日のひとこと】 2008年11月12日

 小林先生講演
11月8日・9日に、茨城県つくば市の「つくばカピオ」で行われた「つくば科学フェスティバル」と、同会場で催された「祝 ノーベル物理学賞  小林誠先生記念講演」に行ってきました。

講演の演題は「対象性の破れとは」。当初は、「果たして、自分に理解できる内容なのか」と、一抹の不安を拭えませんでしたが、小林先生の大変、分かりやすい解説により、何とか主旨をつかむことが出来ました。

また、「物質と反物質」や、「高エネルギー加速器」などについても、興味深く拝聴させて頂き、物理学に関する興味がさらに高まりました。

「科学フェスティバル」では、市内の学校や研究施設などによる展示・実験が行われ、多くの市民で大盛況。小林誠先生の業績を紹介するパネルや、筑波大学生物学類の研究成果の展示からは、科学の奥深さを感じました。

ロボットを自分で操縦できるコーナー、超伝導を利用したジェットコースターの模型など、実体験によって科学が学べ、とても楽しかったです。

 
 ロボット
 
超伝導ジェットコースター

 筑波大学展示
私は普段、生物学一辺倒なので、物理や化学、工学など、自分のあまり明るくない分野に触れることが出来るこのような催しは、新鮮な「知ることの喜び」を感じられるという点で、またとない機会でした。

「つくば科学フェスティバル」は、青少年に科学技術に対する夢や希望、必要性などを与える目的で毎年開催されています。

身近に「科学」を感じるには最良の場です。興味のある方は、来年参加されてみてはいかがでしょうか。

(井戸川 直人・3期塾生)