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考えたこと
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創造性の育成塾が終わってから、2ヶ月がたちました。楽しかった9日間は、もう遙か彼方へ行ってしまった気がします。近況報告をしたいのですが、なかなかネタがないので、最近考えたことについて話します。
僕は今回の合宿で、化学オリンピックについて少し関心を持ちました。我が家へ帰ってから、僕は早速化学オリンピックのガイド本を買いました。僕はこれまで、科学オリンピックは雲の上の存在だと思っていましたが、読んでみると、その考えは一瞬で吹き飛びました。そして、「化学オリンピックに出る」という意志が固まりました。
数週間後、僕は発展的な中学理科の本を買い、それを使って勉強を始めました。今までの僕は自分の障害のため、何事も敬遠しがちで、出来ることだけ(出来ることもしてなかったかも・・・)をする、なんとなくな密度の低い生活をしていました。しかし、科学に打ち込む事ができれば、今までのそんな生活にさよならを告げられると思い、一人で盛り上がっていました。
しかし、ここ一ヶ月くらいで、その考えに「ん?」と思うようになりました。科学の勉強に打ち込むだけでは、出来ることだけをする今までの自分から、進化できない気がしたからです。
「一人でなけりゃ導けない答えがあり 一人きりでは辿り着けない答えがある」
僕の好きなレミオロメンの「リズム」という歌に、こんな歌詞が出てきます。
勉強などは、一人で導ける答えだと思います。では、「一人きりでは辿り着けない答え」を求めるにはどうすればいいのか。そのためのひとつとして、僕は、生徒会副会長になることにしました。
次の学期が始まれば忙しくなります。やりたいこともなかなか出来なくなるかも知れません。しかし、「一人きりでは辿り着けない答え」を求めるためには良い環境だと思います。また、これを皮切りに、いろんな事に首をつっこんで、たくさんのことを吸収していきたいと思います。
すべてが報われるとは思っていません。でも、しないよりはしたほうが楽しいし、充実した生活を送れると思います。
合宿が終わって二ヶ月、こんな事を考えました。 |
(西尾
宗一郎・4期塾生) |
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