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理科の達人先生
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「理科の達人先生」に、瀬田栄司先生、小林輝明先生が選ばれたとの新聞記事を目にし、懐かしく、投稿しました。
なぜなら、私たち3期生は、両先生の講義を受けたからです。
瀬田先生の授業は、浮いた磁石の重さを計れるかというもの。計量計の数値を見て、なぜそうなるのか、みなで考えました。
小林先生の授業では、動物の頭骨標本の比較を通して学問に対する姿勢を学びました。
どちらも合宿2日目の講義で、集まった40数名のみんなと、互いに今日も頑張ろうという意欲に満ち始めた時だったので、よく覚えているのです。
私はこの合宿に参加して、将来の指針を得ました。実はその4日前に富士登山に行き、帰阪してすぐに富士研修所に行っていたのですが、日本一の富士山登頂よりも大きなものを得た気すらしたのでした。
また、私の母校から、廣瀬明浩先生も受賞されました。私は成績が悪く、先生にほめていただいた記憶がありません。ただ、中学の同期生の大部分が、附属の高校に進学する中で、ただ一人、公立高校を受験し、ご心配をお掛けしていたのでしょう、合格発表の当日、初めてほめ言葉らしき一言をかけて下さいました。「ほめずに伸ばす」策だったのでしょうか?
現在、私は理数科に在籍し、理科3科目の試験に四苦八苦しながらも、高校生活を満喫しています。多感な中学時代に、理科の面白さに気付かせて下さった先生方に感謝申し上げます。
このたびの受賞、まことにおめでとうございます。 |
(蒲生
あすみ・3期塾生) |
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