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はやぶさ
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この間、ついに探査機「はやぶさ」が地球に帰還しました。
成功を祈りながら、インターネットで中継を見ていました。NASAやJAXAにはいくらやっても接続できず、ニコニコ動画は重すぎ、YouTubeではそもそも中継をやっていませんでした。天文ファンの集う掲示板では、和歌山大のサイトが良いと書いてあったのでそこで見ました。
7年の旅を終えたはやぶさは、-5等級(1番明るいときの金星よりも、さらに明るい)に輝きながら夜空に散っていきました。シャトルの優雅な帰還とはまた違った感動がありました。科学のすばらしさを知ったような気がします。科学予算を思いっきり仕分けしたあの人は、この映像を見たでしょうか。
さて、問題のカプセルですが、残念なことに砂などは入っていなかったようです。あとは着陸のときに、カプセルに入った(かもしれない)塵に期待したいと思います。イオンエンジンを搭載し、イトカワに着陸し、数十億キロを旅して還ってきた。という事実だけでも大きな進歩ですので、塵が入っていなくても責められないと思いますが。
今後も、あかつきなどの日本の宇宙開発を応援していきたいと思います。日本の技術だけでの有人飛行が早く実現することを願います。 |
(荒川
稜平・4期塾生) |
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