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世界の現状を知る機会を増やそう

【今日のひとこと】 2010年07月16日

19歳で日本に来日、「世界の、アジアの先進国日本・・・と思っていた国なのに、誰も英語がしゃべれない、本当にびっくりした」 そこで、一生懸命に日本語を勉強し、何回も落とされながら、ついに就職。来日から25年、今では、堂々とした日本の企業の経営陣の一人として生活しているバングラデシュ出身の友人の言葉をご紹介いたしましょう。

「僕の目に映る日本の若者達は、日本がいかに豊かで自分達が世界の何処の国の若者達と比較しても、いかに恵まれているかということに気づいていない。何が悩みなのかがはっきりわかっていない。世界の現状をもっと知れば、不満や悩みなども解消されるはず」

ただ単に、飛行機に乗り、美しい場所を訪れ、美味しいものを食べ、ショッピングするのではなく、世界の約200ある国のどこでもいい、日本を離れ、訪ね、その国の若者と一緒に過ごし、意見交換をし、地球のことを、世界のことを語り合う、そんな機会をもってはいかがでしょうか。
(木全ミツ・NPO法人女子教育奨励会《JKSK=女性の活力を社会の活力に》理事長)
(女性サポーター)