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国際子ども環境会議

【今日のひとこと】 2010年11月12日

10月24日(日)に、名古屋市で子どもCOP10あいち・なごや「国際子ども環境会議」が開催され、参加者の抽選に当選したので参加してきました。

会議では、愛知県内、名古屋市内などの子どもたちによる「環境未来研究隊」の白神山地体験エスクカーションや、海外参加者による「世界生物多様性マップ」の発表などが行われ、グループディスカッションの成果がまとめられた『「生物多様性の保全」のための取組みの提案』も発表されました。

世界各国から参加した子どもたちと会場参加の子どもたちによる、環境・生物多様性についての意見交換では、会場全体約550名の子どもたちが、環境・生物多様性への様々な思いや考え、提案の発表を行いました。

国際子ども環境会議では、生物多様性保存のために<子どもがすべきこと>と<大人がなすべきこと>を提言としてまとめ、採択しました。

この提言は、COP10本体会議で締約国を始めとする環境閣僚の方々に発表されるのと同時に、COP10に参加した子どもたちのメッセージとして世界の人々に発信されるそうです。

今回は、国際会議ということで、受付で同時通訳の音声を聞くことができる受信機が配られ、海外の参加者の意見も同時通訳を通じてよく理解できました。

私も今年の夏に静岡県のこども環境大使としてハワイ島に環境研修に行った際の体験を話そうと思い意見交換の際に挙手したのですが、残念ながら発表の機会はありませんでした。限られた時間の中でしたので十分な意見交換を行うことは困難でしたが、未来を生きる世界の子ども達の意見をCOP10に届けることが出来たことは、とても意義があったと思います。

会議の後、同じく5期塾生の金田千咲ちゃんと再会して、一緒に「こどもCOP10」 の生物多様性に関する展示・学習コーナーを見学しました。「創造性の育成塾」夏合宿以来の再会だったので、とても嬉しかったです。

(永田 真理奈・5期塾生)

金田千咲 感想: 
「ヒトはヒトだけで生きていけない。生きるためには、他の生き物に頼らないといけない。」のだと思いました。しかし、頼るだけではなく生物の多様性を守らないといけない。
私たちが見学してきた展示は、身近な生き物について書かれていて身近にいる絶滅危惧種などを知ることができました。
私たちの身近にはヒトの助けを必要としている生き物がいると思います。
私たちは生き物を守ることができます。
そんな私たちがその辺にゴミを捨てていいのでしょうか?
生き物の住む場所をとってしまっていいのでしょうか?
とても、考えさせられました。

永田真理奈 感想:
私はこどもCOP10の展示を見て、「創造性の育成塾」で中村桂子先生から生物多様性やCOP10について教えていただいたことを思い出しました。
生物多様性の大切さについて、「どんな生物にも38億年の歴史がある」とのお話が印象に残っています。
地球上で人間がこんなに増えて大丈夫なのか?との問いかけは、私たちへの宿題だと思います。
展示では、いろいろな小中学校からの研究が発表されていました。
環境問題は、一人でも多くの人に知ってもらい、どうすべきか考えてもらい、行動することが大切です。
創造性の育成塾の授業で学んだ内容を時々振り返り、自分が学んだことを一人でも多くの人と共有していきたいと思います。
(永田 真理奈・5期塾生)
  (金田 千咲・5期塾生)