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「はやぶさ」開発者の生の声

【今日のひとこと】 2010年12月21日

熊本高専八代キャンパスで行われた、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所研究員・細田聡史氏による「小惑星探査機『はやぶさ』から託されたバトン」と題された講演会に行ってきました。

細田氏はイオンエンジンの開発や、はやぶさの運用に従事されていて、講演会を通じて開発者の生の声を聞くことができました。講演の中では開発や運用の大変さ、そのときの心境など、携わった人にしか分からないことを知ることができました。

また、「技術は伝えるものであり、はやぶさもあくまで技術のリレーの通過点」や、「運用に携わっている人は絶対に優先順位を間違えない」ということをおっしゃられていました。大きな成果の裏には目標を中心に生活をするという凄い努力があると知り、やはり快挙といわれることを成し遂げるのは大変なんだと思いました。

講演の後には、「いつ行きたい方向に進路が切り替わるときがくるか分からないから、チャンスを逃さないようにしないといけない」ということや、「将来何が必要になるか分からないから、どの教科もしっかりやっておいた方が良い」という助言を頂き、まずは今の興味を大切にしながら目の前にあるものを頑張っていこうと思いました。
(柴田純平 ・4期塾生)