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それって分けなきゃいけない?
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近頃、ふとある疑問を抱くのですが、「それって分けなきゃいけない?」と思うのです。
日本人はよく物事を分けたがります。長ったらしい肩書きを作ってみたり、ナントカ派とウンタラ派で対立してみたり。
なんにおいてもそうです。政界、芸術、科学、金融、教育、国境、人種・・・吉と出ることもあれば凶となることもある。議論を重ねることで、新たな意見や、考えがうまれることもある。
しかし、分けることで犠牲になるものも多いでしょう。
先日、姉がヨーロッパに大学の研修旅行で行きました。そこで姉は驚くものを見たといっていました。ヨーロッパのとある国の建築には、重力を利用した装飾が施されていたのだそうです。
その装飾を考えたのは100年以上前のこと。
その話を聞いて、私は思いました。すべてどこかで通じているのではないかと。
または人間が勝手に分けているだけではないのか、と。
キミとボクは違うから、では社会はなりたたなくなってしまうのでは?
キミとボクは違うけど、キミの考えてること、面白そうだね。ボクも協力するよ!
「それって分けなきゃいけない?」
私からの提言です。
(写真上:スペインにて 姉撮影)
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(山邊
恵介・5期塾生) |
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