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~先輩からのアドバイス~ 第6回夏合宿に向けて

【今日のひとこと】 2011年07月19日

こんにちは。 1期塾生の中山敦仁です。 現在、東京大学理科三類の1年生です。

「創造性の育成塾」第6回夏合宿が、いよいよ近づいてきましたね。難関を突破して6期塾生となられた皆さんは、夏合宿を前にワクワクする気持ちと不安な気持ちの両方を感じておられるのではないでしょうか。第1回と第3回(OB参加)の2回の夏合宿に参加した僕から、6期塾生の皆さんに夏合宿に向けてのアドバイスを3つお伝えしたいと思います。

体調を整えてこよう
「え、そんなこと?」と思ったかもしれませんが、これがとても大事なんです。9日間朝から晩までみっちり授業がありますし、新しい友達との交流も楽しくてついつい時間を忘れてしまいます。体力がないと、せっかくの夏合宿を満喫できません。体調を万全に整えて参加することを第一に考えていただきたいと思います。

好奇心を磨いてこよう
夏合宿の講師の先生方は立派な業績をお持ちの方々ばかりですので、時には、講義の内容が中学2年生の皆さんにとって難しすぎたり実感が湧かなかったりということもあります。でも、内容は全部理解できなくても、先生方の研究への情熱とか、行き詰った時にどうしたかとか、皆さんにも参考になることがたくさん含まれています。全ての授業に目を輝かせて食いついていってほしいと思います。
また、塾生は全国から集まりますので、普段の生活では知り合えない友達を作っていろんな話をすると、刺激的でとても楽しいですよ。「遠い人とはどうせもう会えないし・・・」なんて消極的になるのは、もったいない!とりあえず6期塾生全員としゃべってみるのがおすすめです。
いろんなことを知りたがる好奇心をいっぱい持って、富士カーム(研修所)に来てください。

予習はいりません、夏合宿の後こそ勉強を
僕がOB参加させていただいた第3回合宿でのことですが、前もって授業内容について調べて質問を考えてきているのかなと感じる塾生もおられました。授業をより深く理解したいという意欲はわかりますが、僕は夏合宿のための予習は基本的に必要ないと思います。無心で夏合宿に参加して素直に授業に取り組み、わからないことは質問したり友達と議論したりするほうが実りは多いと思います。立派な質問じゃなくてもいいし、「こんなこと尋ねたら恥ずかしいかも」などと躊躇せず、どんどん質問しましょう。

そして、夏合宿の後こそ、学んだことの理解を深めるための勉強をしてください。講師の先生の話に興味を持って調べてみるとか、夏合宿で知り合った友達に刺激を受けて自分でも研究を始めてみるとか、いろんな方向に発展していけば素晴らしいですね。 もちろん、もともと勉強している分野がある人は、夏合宿で高度な質問をどしどし先生方にぶつけてください。

第6回夏合宿には、僕もOBスタッフとして3日間参加させていただきます。
元気一杯の6期塾生の皆さんとお会いするのを楽しみにしています。

最後に、経験者の僕が断言します。
塾生の皆さんにとって、この夏合宿は将来も絶対に忘れない最高の9日間になりますよ。

(中山 敦仁・1期塾生)