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講演会で考えたこと

【今日のひとこと】 2011年10月26日
<事務局より>
掲載が大変遅くなってしまいましたが、5期塾生・柿元綾乃さんからの投稿記事をご紹介します。


2月22日、私の学校では開校記念講演会がありました。
講演者は、東京大学 医科学研究所の中村 祐輔 先生でした。

講演の内容は、病気の進行や薬の効き方などが一人ひとり異なる理由を遺伝子で説明する、というものでした。
遺伝子の中の1000万か所の違いが「体質」となり、それによって副作用や薬の適量の差が決まってくるので、これからは一人ひとりに合わせた医療、「オーダーメイド医療」にしなくてはならないということでした。

「遺伝子の解析によって遺伝性の病気にかかるかどうかが分かり、それによって差別も出てくるかもしれないが、差別を作るのは遺伝子ではなく心である」とも言っておられました。

また、これから医学部への道を考えている人たちに、と、「常に患者にとって正しいことをしているかと考える」「患者の精神的な苦痛をなくす」ということをおっしゃっていました。

今回の講義で、遺伝子の解析がこれからのよりよい医療につながっていくということ、そしてこれから先、科学の発展とともに別の問題も発生していくが、解決には人の心が重要だ、ということが分かりました。
(柿元 綾乃・5期塾生)