こんにちは、4期生の増子光希です。今、事務局の皆さんは、春季総会・同窓会の準備で大変お忙しいことと思います。私も出席することを大変楽しみにしていました。
しかし、今回アメリカのニューヨークへ行く事になってしまいました。
私は東日本大震災を体験しました。そして、今なお続く、福島第一原子力発電所事故の影響による放射能汚染の中、福島で高校生活を送っています。福島は様々な支援を受けていますが、風評被害が大変深刻で、私たちの生活にも大きな影響があり、ひどい仕打ちを受けたこともありました。
私は、このような状況を日本国内に発信し、多くの場所でスピーチや作文を発表してきました。そして、それにより反響があったことも励みになっています。
そのような中、アメリカのニューヨークにある、国連国際高等学校などで日本語を教えている教師の方々の支援により、国連高校で、福島の現状と復興それにかける福島県人の想いを、高校生の立場としてスピーチする機会を与えられました。恒例のニューヨークの春祭りの期間となる3月30日に、国連高校で約500人の高校生の前でスピーチやスライドショーを行ってきます。
このような理由で、今回の春季総会・同窓会を欠席することになり大変残念ではありますが、創造性の育成塾4期生として恥ずかしくないスピーチをしてきます。
多くの素晴らしい先生方、育成塾でお世話になった先生方、福島の復興のために原子力発電の問題を先日お話していた北澤宏一先生、同窓生の皆さん、本当にお会いしたかったです。準備をされていた事務局の皆さま、本当に申し訳ありません。
今、福島県は大変な状況にあります。除染が最大の問題です。
この問題を打破しなければ福島県は存在しなくなるかもしれません。そして、除染問題を解決した時こそ、日本が世界に誇れる日本になると思います。そのためには科学の力が必要です。
今こそ、著名な先生方の力が必要です。どうぞ、福島県を科学の力で救ってください。
福島県民の一人として心からお願いいたします。
次回、皆様にお会いできることを楽しみにしています。
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