_blank
     
関本忠弘先生の「お別れの会」が行われました
【お知らせ】 2007年12月12日

「創造性の育成塾」を有馬朗人塾長と一緒にはじめられた関本忠弘先生の「お別れの会」が、12日、都内のホテルニューオータニで行われました。

関本先生は、NEC(日本電気)入社後。PCM(パルス符号変換方式)の研究等を行われ、その技術は、CD、DVD、ゲーム機、デジタル放送など私たちに身近なところで多く使われています。

2004年には、「デジタル通信衛星およびIT研究開発への貢献、ならびにC&C(コンピュータと通信の融合)分野における技術、経営両面でのリーダーシップ」が評価され、電気電子分野のノーベル賞と言われるIEEE栄誉賞を受賞されています。

「お別れの会」には2000人以上の関係者が訪れて献花しました。塾・事務局宛に届けられた塾生25人からの「お悔やみの言葉」は、遺族にお渡ししました。以下に、一部を紹介します。

関本先生のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
突然のご訃報は、いまだに信じられない気持ちでいっぱいです。
昨年の創造性の育成塾では、緊張していた塾生を温かい目で見守ってくださり、優しく接してくださいました。
先生が「若いから何でも挑戦してほしい」とおっしゃったことが、とても印象に残っています。
これからもいろいろなことに前向きに挑戦していきたいと思います。
先生のご指導にあらためて感謝を申し上げ、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。(1期・塾生)

関本先生と有馬先生がはじめられた「創造性の育成塾」で、私はたくさんの興味深い授業を受けられました。
育成塾が無ければ出会うことのなかった、先生方や友達と出会うことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
私は関本先生の講話を聴いて挑戦することの大切さを学ぶことができました。
関本先生がお亡くなりになったと知ったときは、悲しみと驚きとが同時にきました。
関本先生がお亡くなりになったことは、本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。(2期・塾生)

関本先生の訃報に際し、心よりお悔やみ申し上げます。
酷暑の中、日本の未来のためにと大情熱をかたむけ若獅子達に語って下さったお姿が忘れられません。
若獅子の成長した姿を御報告し関本先生に喜んでいただく事ができず大変に残念でなりません。
どうぞ安らかに大空のかなたから、若獅子を見守ってくださいますように。(2期・塾生、保護者)

関本先生の訃報を新聞で知り、たいへんショックを受けました。
と同時に先生の最期の貴重なお時間を子どもたちのために頂いたことにあらためて、お礼を申し上げます。
育成塾の講話を私は自宅のパソコンで見ていたのですが、講話の後に生徒たちが質問に躊躇していると、
先生が「もっと質問しなくてはいけない。」と力説され、生徒たちが急に質問を始めたことを思い出します。
先生の日本の未来にかける情熱の灯を私たちの子どもがしっかりと引き継いでいくことで、
本人たちはもちろん私たち保護者も微力ながら先生のご遺志を受け継いで参ります。(2期・保護者)

(事務局:坂本健一)