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「夏合宿」講師・講義テーマ紹介(2) 魅力的な実験テーマ並ぶ
【ニュース】 2009年7月29日

「創造性の育成塾」の第4回夏合宿(8月3日~11日・今年のテーマは発明・発見)まで、いよいよ1週間を切りました。

今日は、夏合宿の主な講師の皆さんをご紹介第2弾です。

<講義>
北澤 宏一 (独)科学技術振興機構(JST)理事長 東京大学名誉教授
(講話)「リニアモーターカーは何故浮くのか?何故まっすぐ走れるのか? 何故安全なのか?」
(講義)「超伝導とは何か?」







工学博士。専門分野は物理化学、固体物理、材料科学、磁気科学、超電導工学。特に高温超電導セラミックスの研究で国際的に知られ、80年代後半、高温超電導フィーバーの火付け役を果たす。日本学術会議会員。紫綬褒章受賞。
鳥居 邦夫 味の素㈱ライフサイエンス研究所上席理事
「おいしいは 体に良い -うま味発見から100年後の科学-」






農学博士。1971年、味の素(株)中央研究所入社。1990年より5年間新技術事業団(現・科学技術振興事業団)、創造科学技術推進事業、鳥居食情報調節プロジェクト総括責任者兼務。現在に至る。著書に『味の科学』『調理とおいしさの科学』(朝倉書店、共著)ほか多数。

中野 不二男 
科学ジャーナリスト (独)科学技術振興機構(JST)研究員
「バランスのとれた知識を」




科学・技術ジャーナリスト、工学博士。1978年渡豪、シドニーのエンジニアリング会社勤務のかたわら先住民アボリジニーに関する調査研究・執筆活動に入る。『カウラの突撃ラッパ 零戦パイロットはなぜ死んだか』で日本ノンフィクション賞、『レーザー・メス 神の指先』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。ほかの著作に『アボリジニーの国』『デスクトップの技術』『暮らしの中のやさしい科学』『カラダで地球を考える 「完全なる代謝」という発想』など多数。
<実験>
北澤 宏一 科学技術振興機構理事長 東京大学名誉教授
「液体窒素を用いて高温超伝導体と磁石との相互作用を考察する~安定磁気浮上の体験など~」
中村 日出夫 JAXA宇宙教育センター長 全中理顧問
「凧を作って航空写真を撮ろう」
河合 美佐子 味の素㈱ ライフサイエンス研究所主任研究員
「おいしいは 体に良い -味覚体験実験編- 」
三菱重工㈱ 三菱原子力PA推進センター 「目に見えない放射線を発見しよう」


<全国中学校理科教育研究会メンバーの「実験」・「講義」>
小澤 忠雄 江戸川区立二之江中学校教諭
実験・「放射線の性質を探ろう」
小澤 静江 江戸川区立春江中学校教諭 
実験・「ケイソウの観察」
瀬戸 治夫 江戸川区立小岩第ニ中学校主幹 
天体観測・「星のはなし」
北田 健 練馬区八坂中学校 
実験・「パスタで橋造り」
兼 龍盛 江戸川学園取手中・高等学校教諭
実験・「正四面体をつなげてみよう」
宮本 一弘 開成中学校・高等学校教諭 
実験・「化学の実験教室」

以上が今年の授業をしていただく講師の方と、そのテーマです。実際に開発に携われた著名な講師の先生方による、最新の技術に結びつくテーマの講義と実験が並びました。

これらの授業の様子は、毎日インターネット上でのライブ配信、また記事による報告が予定されています。
皆さん、ご期待ください。

(事務局:伊奈恵子)