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生物学オリンピック代表、国際大会に向け追い込みに
【第21回】 2008年5月09日

 

特別訓練の様子

各オリンピック代表選手も決まり、あとはオリンピック本番へ向けての追い込み段階に入りました。

そこで今回は、国際生物学オリンピックの代表選手に決まった4人の現在の様子を、同オリンピック日本委員会運営委員の、斉藤淳一・東京学芸大学付属高等学校教諭にお話を伺いました。

現在4人は2回の特別訓練を終え、配布された問題集をもとに自主学習を行なっています。同時に、近くの大学の先生が窓口になり、質問に応対してもらったり、実験の見学もしています。
4人とも例年同様、選び抜かれた生物好きで、意欲満々、日々、自信を深めているようです。生徒達を世界大会(インド・ムンバイ)に引率し、サポートする先生達も、今までのオリンピックの試験データを集め、過去の問題を分析するなどして、代表選手たちを指導、大会に備えています。

斉藤先生は、「メダルの色も重要だが、やはり、普段はなかなかできない体験を通して、生物学を楽しんでもらいたい」と話していました。

国際大会まで残り2ヶ月。選手の更なる成長が注目されます。

(事務局:伊奈恵子)