10月に入り、すっかり肌寒い日が続くようになりました。きれいな紅葉が見え始めているところもあるのではないでしょうか。

さて、ノーベル賞に4人も輝くという嬉しいニュースも入ってきている中、今日は、10月から募集が始まった地学オリンピックの募集要項をお知らせします。

地学オリンピックは、来年の2009年9月14日～22日に、3回目の国際大会が台湾で開かれます。その国際大会に向けた日本代表選手の選抜が、12月から始まります。選抜のスケジュールは以下の通り。

一次選抜（20名程度選抜）：
募集期間：2008年10月1日～12月10日
対象者：国際大会に参加可能な高校生・中学3年生および相当学年の生徒
日時：2008年12月21日（日曜日）2時間（10：00～12：00予定）
場所：各都道府県の指定された国公立･私立大学
試験内容：高等学校「地学I」の内容にほぼ準拠。大学入試センター試験程度の難易度の筆記試験。記述式問題も含む。
費用：無料

二次選抜（最優秀賞4名、優秀賞若干名選抜）
日時：2009年3月29日（日曜日）
場所：未定（東京地区）
内容：実技試験（例：地質断面図作成）と面接
面接時に英語で2-3分の簡単な自己および自校紹介（メモ参照可）
費用：旅費の補助を予定しています。

国際大会代表生徒の研修（予定）
1）通信研修：4～8月
2）合宿研修　日程：7月または8月（2～3日間）　場所：未定
3）費用：主催者負担（予定）

第3回国際地学オリンピック台湾大会(国際大会)
日程：2009年9月14日～22日（予定）
場所：台湾
派遣対象者：2009年7月1日で19才未満の高校生　4名　（費用は主催者負担）
（ただし、高等専門学校1-3年生。中等教育学校4-6年生などの高等学校に対応する学校の生徒も含む）

参加希望者は原則として高等学校（中学校）の地学（理科）の先生を通して申し込んでください。


以上です。申し込み用紙、詳細は、こちらまで。

地学オリンピックの国内選抜は、日本地学オリンピック大会という名前になり、初めての開催を迎えます。国際大会も、国内大会もまだ若い地学オリンピック。たくさんのチャンスが期待できるこの大会に、皆さんもチャレンジしてみてください。