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生物チャレンジ2009、挑戦者募集開始
【第45回】 2009年4月17日

今年7月、茨城県つくばで開かれる、第20回国際生物学オリンピックに向けて、様々なイベントや準備などが進められ、ますます気運が高まってきています。そんな中、第2回全国生物学コンテスト・生物チャレンジ2009の募集が始まりましたので、ご紹介します。

生物チャレンジは、高校生・中学生を主な対象として、生物学の面白さや楽しさを体験してもらうことを目的とする全国規模のコンテストで、来年の国際生物学オリンピック日本代表の選考も兼ねています。

第一次試験、第二次試験、そして代表選抜試験があり、第一次試験は、全国約60の会場で、応募者全員の中から約80名を理論問題による試験で選抜します。成績上位5%の方には優秀賞が贈られます。

第二次試験は、この約80名が夏休みに一同に会し、3泊4日の合宿形式で行なわれます。この期間には、国際生物学オリンピックを模して作成された実験問題を中心とした試験の他に、生物学研究者との語らいを深める機会、研究施設での体験、参加者同士の交流など多彩なプログラムが盛り込まれていて、「第二次試験」までの成績優秀者には、金メダル(10名)、銀メダル(10名)、銅メダル(20名)が授与されます。また、高校2年生以下の成績優秀者約15名は、次の「代表選抜試験」に参加できます。

そして、「代表選抜試験」では、国際生物学オリンピックレベルの理論問題にチャレンジ。その中で優秀な実力を示し、かつ国際生物学オリンピックの参加資格を満たす4名が、日本代表として選抜されます。その後代表に選ばれた生徒たちは、大学の先生による講義、実験などの特別訓練、通信添削による指導などでスキルアップを図り、2010年7月に韓国で開催される、第21回国際生物学オリンピックに派遣されます。

多くの可能性を秘めた生物チャレンジ2009の応募要綱・一次試験の日程は、以下の通りです。

生物チャレンジ2009一次試験

日 程:2009年7月19日(日) 13:30~15:00(90分)
会  場:各都道府県内の大学及び高等学校
結果のお知らせ :2009年8月上旬に郵送します。また、第二次試験に進むことのできる約80名(ただし、国際生物学オリンピックに派遣する日本代表の選考も兼ねるので内30名以上は高校2年生以下)の方には、その通知も併せて郵送。
参加資格:20歳未満で大学に入学する前の青少年。
参加申し込み受付期間:2009年4月1日(水)~6月1日(月)
参加申し込み方法:募集要項またはJBOのホームページからダウンロードした「生物チャレンジ2009参加申込書」に必要事項を記入し、2009年4月1日(水)から6月1日(月)までの間に郵送してください(6月1日消印有効)。

申し込み先、詳細はこちらから→http://www.jbo-info.jp/#challenge2009

2009年の国際生物学オリンピック日本代表の座を獲得した、「創造性の育成塾」1期生である中山敦仁くんも、この生物チャレンジから挑戦しました。皆さんも、全国、そして世界の生物学に挑戦する第1歩を、ぜひ踏み出してください。
(事務局:伊奈恵子)