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国際生物学オリンピックつくば大会 いよいよ始まる |
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世界中の高校生が集まり、生物学の実力を競う、国際生物学オリンピック2009つくば大会が、7月13日、いよいよ始まりました。
開会式は、今大会の名誉総裁である秋篠宮文仁親王殿下、また同妃殿下をお迎えし、つくば国際会議場で開かれました。
会場には、過去最多の約60の国や地域から、221名の高校生達が顔をそろえ、それぞれ工夫を凝らし、国際色豊かに入場しました。
秋篠宮殿下は、「生物学は人類と環境ためにとても重要な専門領域の一つと考えられている」と話され、「皆さんがこのコンクールですばらしい結果を出し、また、世界中からの参加者との会話で友達の輪を広げ、実りの多い時間を日本で過ごせるよう願っています」と参加している高校生を励まされました。
日本の代表選手としてこの大会にチャレンジするのは、
・大月 亮太くん(千葉県船橋高等学校3年)
・中山 敦仁くん(灘高等学校2年)
・谷中 綾子さん(桜蔭高等学校2年)
・山川 眞以さん(桜蔭高等学校3年)
の4人。
4人は国旗を掲げた中山くんを先頭に、堂々と入場。楽しそうに会場に向かって手を振り、挨拶しました。また、大月くんと山川さんが今大会の選手宣誓を担当し、221名の高校生をリードして、大会中のフェアプレイを宣誓しました。
大会に先立ち、11日に東京で開かれた日本代表団結団式では、それぞれがメダルへの熱い想いと、世界中の高校生と交流できることへの期待を口にしました。
「創造性の育成塾」1期塾生の中山くんは、代表に決まってからの特別教育のことなどを「とても楽しくて、あっという間に終わってしまいました。改めて生物の面白さを認識することができました」と振り返り、「これまでに勉強したことを発揮するための集中力と、ちょっとの幸運があれば、目的のメダルは手の届くところにあると思っています」と力強く語りました。
14日が実験試験、16日が理論試験、そして、18日が表彰式です。これまで、まだ金メダルを1度も手にしていない日本代表。ホームグラウンドでの健闘に、期待が集まります。
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(事務局:伊奈恵子)
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