
3時限目は内藤先生による「気象現象をモデルで考える」実験です。
普段は大学院で気象の研究もしている内藤先生。台風を専門とする研究者のもとで、ゲリラ雷雨の研究をしているそうです。雷の鳴っている日に屋外で観測することもあり、塾生にはまねをしないように伝えていました。

最初に驚いたのは、牛乳とストローが実験道具として登場したこと。塾生たちは水をビーカーの中に入れ、そこに少量の牛乳をストローで端からゆっくりと加えます。「ゆっくり」というのが重要なポイントで、早く入れすぎるとうまくいかないのです。牛乳が底から1.5cmほどの高さになったらバーナーで加熱します。すると、白色の牛乳が特徴的な動きをします。


もう一つ、塾生全員を教卓に集めた実験では、扇風機、エアロゾル、お湯、氷が用意されました。
扇風機でエアロゾルをお湯の上に送ると、白い雲のようなものが発生します。その先に、発泡スチロールで作った山を置くと、白い雲が動きにくくなります。冬の日本列島では、日本海側では雪が降り、関東地方は晴れやすくなりますが、このモデルと同じような現象が起こっているのです。

こんなに身近なもので、気象現象を再現できることを興味深く感じました。塾生たちも、好奇心が刺激されたのではないでしょうか。
(5期生・矢吹 凌一)
