グループ協議:自作ロボット作成(西村 智 自治医科大学 教授)
前の講義で、「たくさんの既製品を組み合わせることにより、新たな価値が楽に創造できる」と教えてくださった西村先生。この時間は、それに塾生たちがチャレンジします。
8つのグループに分かれ、ロボット掃除機やラジコン戦車などに、様々な部品を組み合わせてロボットを作成します。
まずは先生の実演。
今回作るのは、エリア内にあるボールをゴールに持ち帰るロボット。
最終日に、4つのロボットが同時に対戦し、合計点を競います。ボールには、難易度ごとに得点が割り振られています。
点数の低いものをたくさん集めて点数を稼ぐか、高得点を狙いに行くか。各チームの作戦が問われます。
ロボットの構造は、走るための土台部分と、ボールを運ぶアーム部分。
まずは、土台選びからスタートです。
直感ですぐに決めるチームや、試合エリアを入念にチェックして慎重に選ぶチーム。
すでにチームカラーが出始めます。
「今は、壊すのが目的だよ。ただし、ちゃんと動くようにね」と西村先生。
ラジコンやロボット掃除機の外側を、ドライバーで慎重に取り外していきます。
アームの形についての相談も始まりました。
ボールをつかむのか、押すのか?塾生同士、活発に意見交換。
これから毎日、夕食後の時間で、ロボットを完成させていきます。
(事務局 大野)