屋外学習(三島スカイウォーク・駒門風穴・柿田川湧水)
本日は快晴の下、屋外学習に出かけます。塾生たちは張り切って準備を済ませ、定刻5分前にバスが出発しました。
最初の目的地である三島スカイウォークに到着すると、ガイドの方から説明がありました。
「三島スカイウォークは、日本一の長さの吊り橋、日本一の高さの富士山、日本一深い駿河湾の、3つの”日本一”を同時に楽しめる場所です。夏は富士山が見える日が少ないのですが、本日はくっきりと見え、とてもラッキーです」とのこと。
そして、いよいよ400メートルの日本一長い吊り橋を渡ります。橋の上から見る富士山は、まさに絶景!その絶景を写真に収めて楽しむ塾生がいる一方、おそるおそる渡る塾生も。
橋を渡り終えた後は、橋についての展示を見たり土産を買ったりして、三島スカイウォークを満喫しました。
続いて40分ほどバスに乗り、到着したのは、のどかな町なかの道路わき。そこから少し歩くと大きな洞穴が口を開けており、涼しい風が吹き出ています。ここが、昨日瀬戸先生から説明を受けた「駒門風穴」です。全長約400メートルの長い地下空間を30分ほど洞内を散策し、溶岩の流れた様子などを観察します。風穴内の気温13度と涼しく、風穴から出た塾生は、「暑い」「メガネが曇った」と口にしていました。
風穴の後は柿田川湧水に移動して、待ちに待った昼ご飯です。朝から動き回って腹ぺこの塾生を待っていたのは、柿田川湧水を使ったお豆腐の定食です。合宿開始からずっと研修所のご飯を食べていたので、昔ながらのお屋敷の中で食べるのはいい気分転換になったことでしょう。あちこちから美味しい美味しいと満足の声が聞こえてきました。
食事の後は湧水を見に行きました。川の底からもこもこっと湧き上がってくる水を面白そうな目で見ていました。湧き水でできた川なのに川幅が非常に広いことは事前学習で聞いていましたが、実際に大きな川を目の前にしておおっと声を上げる塾生もおり、知識が経験に変わるとはまさにこのことだなと感心しました。
さらに、塾生は湧水に実際に足を入れてその冷たさを直に体験し、楽しそうにはしゃいでいました。また、移動途中の小さな森の中でも、ただ歩くだけではなく周囲の様子をじっくり観察して、葉にのっている生き物やセミの声の違いなど、塾生ならではの着眼点で自然を満喫していました。
(4期 高倉 隼人・6期 野々宮 悠太)