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 有馬 朗人 「創造性の育成塾」塾長

 開塾式

 

 


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第9回夏合宿の幕開けは、有馬朗人塾長による開塾式です。

「今日は、この富士山の麓によく来てくれました。ここで、科学の楽しさ、技術の美しさを感じてください。」と、話し始めた有馬塾長。これまで様々な苦労を乗り越え、科学の道を究めていたという、ご自身の経験を話してくださいました。

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小学4年生の時のモーターづくりが科学の始まりでした。

電池が高かったという当時、水と重層を使い、電源まですべて手製で作ったという有馬塾長。その後、戦災や父親の死、高校生にして家計を支える日々を過ごしながらも、物理学者になることを希望にしていたといいます。

ここで、20世紀初頭に、世界で初めて土星型の原子構造を唱えた長岡モデルについて紹介。原子の中心に核があるというこの説は、最初は信じる人が少なかったものの、物理学者ラザフォードの発見により、その説が証明されました。
ご自身の研究でも、当時の磁気モーメントの理論と実験の矛盾に対してを説明した「有馬堀江効果」という理論も、なかなか世界に受け入れられなかったといい、「世界の通説を信ずるな、常識を破ることを恐れるな」という有馬塾長。

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まとめに、ここまでやってこられたのは日本や海外の友達のおかげだとし、感謝の意を。

また残念なこととして、学生時代はアルバイトに明け暮れていたため、基礎的な知識が不足していることを挙げ、「今はできるだけ勉強に励んでほしい。」と語りました。

また、ビックバン以前の宇宙や生命の起源、そして再生可能エネルギーの開発や核融合炉の実現など、世界にはたくさんの謎や問題があるとして、「常に好奇心を持ち続ける。自ら考えて、創造力を鍛えよ」と言います。

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ご自身も、小学4年生の時から電池についての疑問を持ち続け、今の研究に至るといい、「大きな志を立て、世の中の役に立つような研究をしてほしい、世界的に友人を持ち、協力せよ」と、塾生たちにエールを送りました。

 (事務局 大野涼子)

 


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