塾生紹介 ⑤ No.40~No.48

「日本・アジア青少年サイエンス交流計画」(「さくらサイエンスプラン」)

創造性の育成塾では、科学技術振興機構の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業『さくらサイエンスプラン』」の支援を得て、アジア三カ国(中国・韓国・タイ)より日本語の出来る塾生8名(※高校2~3年生)が参加することになりました。ご紹介します。

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  出席番号 41

  李 翔(り しょう・Li xiang )
 北京市月壇中学校(高校1年生)
 中華人民共和国から参加

 

私は月壇高校一年生の李 翔です。1998年の夏、千葉県松戸市で生まれ、1歳まで日本にいて、その後、北京に戻り、北京で育ちました。日本は私の第二の故郷で、大好きです。

私は理数系が好きで、特にコンピューターと物理が得意です。2010年「北京西城区中学情報技術知識コンテスト二等賞」を受賞しました。平日、コンピューター技術とロボット関連の動向に関心を寄せています。将来は、医療ロボット開発技術者になり、多くの身体障害者を助けようと目指しています。

今回、学校の推薦で、創造性の育成塾・夏合宿に参加することが出来ました。この憧れの合宿を通して、自分の視野を広げて、多くのことを学びたいと思います。一週間は短いですが、私の一生の宝物となります。日本の優秀学生達と一緒に世界レベルの先生方の講義を受けられるので、とても楽しみにしています。
どうぞよろしくお願い致します。

 


 

  出席番号 42  

 黄 心悦(こう しんえつ・Huang xinyue )
 北京市月壇中学校(高校1年生)
 中華人民共和国から参加 

 

私は北京出身で、月壇高校一年生の黄 心悦です。日本のアニメや文化に興味があり、平日はよく日本のアニメを見たり、コンピューターで日本文化についてのテレビ番組を見たりしています。科学技術面も進んでいる日本は、私の憧れの国です。

私は数学と物理が好きで、日常、両科目に力を入れて、一生懸命習っていて、成績も最初より顕著に上がっています。高校卒業後、優秀な理数系大学に進学し、将来、物理研究についての仕事をしたいという夢を持っています。夢を実現するために、これからいろいろな知識を身につけて頑張って行きたいと思います。

今回、代表として学校に選ばれ、創造性の育成塾の活動に参加できるのがとても光栄に思っています。活動中、今まで勉強した日本語を発揮し、多くの日本人の学生と友達を作ることができたらいいなぁと思います。この活動を通じて、日本の先進さをもっと知りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 


 

  出席番号 43

  秦 瑞廷(しん ずいてい・Qin Ruiting )
 天津外国语大学附属外国语学校(高校2年生)
 中華人民共和国から参加

 

 

私は学校で理科を選びました。その中で生物と数学が大好きです。授業だけではなく、課外の知識もたくさん勉強しました。この前、全国生物コンクールと全国数学コンクールで賞を取ったことがあります。

 私は知識を求める意欲が強いほうです。もっともっとこの世界を知りたいです。
でも、理科を勉強するのは知識だけではなく、創造力も不可欠なのです。今回の塾に参加して、想像力を育てるのも役に立つかなと思います。

 また、もっと大事なのは、日本の学生との交流にもあります。私は日本で一年間留学したことがあって日本の高校生活がわかりますが、日本全国から集まった学生と交流するのは初めてです。だから今回の活動を楽しみにしています。

 


 

  出席番号 44

  邵 若晨( Shao Ruochen )
 天津外国语大学附属外国语学校(高校2年生)
 中華人民共和国から参加

 

 

私が応募した理由は三つあります。まずは、私は小さい頃から科学知識に深い興味を持っています。よく父と一緒に科学館に行って見学します。今度の活動も科学を中心としたものですから、応募しました。
それから、私は理科の中では数学と物理が大好きです。学校で数学と物理の知識を勉強するだけでなく、生活の中でも自分の目で数学と物理の減少を発見することが好きです。
だから、今度の活動でもっと多い知識を得たいです。

 最後の理由は、私は友達を作ることが好きです。中国語で『広交益友』という言葉があり、私も良い友達をたくさん作りたいと思っています。
 
以上、私が応募した理由です。
今度の活動からもっと多くの知識を得て、良い友達を作るように祈ります。

 


 

  出席番号 45

 都 熲潤(ド ギョンユン・DO  KYUNGYOON )
 高陽(ゴヤン)外国語高等学校
 大韓民国から参加

 

 

 私が日本の「創造性の育成塾」に参加したい理由は多いですが、もっとも大きな理由は、自分に与えられた“機会”だと思うからです。

 私は日本という国および日本語に高い関心と興味を持っていますし、理工系に進むことを希望している学生なので、このプログラムは私にとって良いチャンスであると思います。
 また私の夢は建築家で、美しくて丈夫な日本の家屋に魅了されたこともあり、日本に行って直接見て肌で感じてみたいと思っています。
 
日本で様々な経験、例えば色んな方からの多彩な分野の授業をとったり、日本の文化を体験したりすることを期待しています。
 幅広い方面にかけての優れた才能が持てる自分になるために、また創造的で積極的な自分になるため、このプログラムに応募させて頂きました。

 


 

  出席番号 46

  田 時庚(ジョン シギョン・CHUN  SIGYOUNG )
 安養(アニャン)外国語高等学校
 大韓民国から参加

 

 

 去年の夏、豚の胎児の解剖実習をしながら、生命の神秘に関して疑問を持ち、医学の研究がしてみたいと考え始めました。普段、物理学だけでなく数学、化学などの基礎科学、英語、日本語などの外国語も熱心に勉強しています。

 私はヨーロッパで6年間、国際学校に通いながら、ヨーロッパだけでなく、アジアの友たちとも一緒に勉強してきました。特に日本の友達とは、韓国に帰国しても連絡を取り合っています。

これまで国際学校で学んだ経験と日本語の能力を活かしたいと思い、夏休みを利用してアジアの英才たちと一緒に、優れた学者たちから基礎科学全般について学ぶため、日本の「創造性の育成塾」に応募しました。この行事を通して、自然科学全般に対する理解を深め、アジアの友人と一緒に協力して課題に取り組んでいくことが、私の希望する「人類共通の問題解決のための医学の研究」という夢をかなえる足がかりになることを期待します。

 


 

  出席番号 47

 Ms. Sittisombut Monsicha(シティソムバット・モンシチャ)
 The Prince Royal’s College 卒業したばかり
 タイ王国から参加

 

 私は子供のころから動物のことが大好きです。中・高校生になり、動物や植物の組織の機械的な面に興味を持ち始めました。「すごいな」が「なぜこういう風になったのだろう」に移り変わりました。知識を深めることで、その疑問の答えが少しずつ分かってきたことは楽しくて仕方がありません。

 塾の存在を知ったのは、在タイ日本大使館にご紹介頂いたからです。ノーベル賞受賞の先生方の講義を受講可能とのことに興味を持ち、詳しく調べてみました。
そして、インターネット上で第8回「創造性の育成塾」での日本学術振興会理事長である安西祐一郎先生の「心と脳―認知科学の探求」という講義を拝見させていただきました。心理的面と物理的面を関連し、「心と脳」のことを説明しようとする認知科学はすごいと思い、わくわくしました。

もし生で講義を受講できるとすれば、もっと楽しいし、すごいことだと思いましたので、応募しました。

 


 

  出席番号 48

 Mr. Thanpisit Manomaiphibul(タンピシット・マノマイピブーン)
 Triam Udom Suksa School(高校2年生)
 タイ王国から参加

 

日本の科学技術は、タイと比べとても進んでいると思います。その日本でも有名な、普段絶対会えない科学者の先生方の話を生で聞きたい!それが応募した一番の理由です。

 私は小さい頃からロボットや実験、ものづくりが大好きで、小学校ではロボットクラブに所属、高校でも選択科目でロボットの授業を選び、夏休みにはラカバン工科大学のロボットキャンプに参加しました。大学は理工学部に進むことを決めているけれど、何を専門にするのか迷っています。

今回、科学の様々な分野の授業を受けられるということで、いろいろな実験や観察を通して、自分がこれから本当に何を学んでいきたいか、見つけられたらいいなと思います。

 私が住んでいるバンコクにはない大自然の中でたくさんの友達と一緒に、本や学校での勉強からだけでは学べないことを、自分の目や耳、手で感じ、たくさん考えたいです。そしてタイへ戻ってきたら、学校の先生や友達に日本での貴重な経験を伝えたいと思います。

 

 


 ※科学技術振興機構の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業『さくらサイエンスプラン』」については、http://ssp.jst.go.jp/(科学技術振興機構WEBサイト)をご覧ください。

 

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