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科学オリンピックって?(下)

【第1回】 2007年12月13日

2006年の日本の順位は数学:7位、化学:7位、物理:20位、生物学:27位という結果で、まだ振るいませんでした。

しかし、日本の理数離れが危惧される中、今年2007年の科学オリンピックは、数学:6位(金メダル2・銀メダル4)、化学:31位(銅4)、物理:4位(金2・銀2・銅1)、生物学17位(銀1・銅3)という結果を収めました。
科学立国を掲げる我が国では、今後ますます理科教育に力をいれていかなければなりません。
2009年生物学オリンピック
日本開催参加国の持ち回りで開催されている各オリンピック。
2009年には第20回生物学オリンピックが日本で開催されることが決まりました。これに向けて、日本では、筑波大学、日本科学技術振興財団が中心となり、「生物学オリンピック2009組織委員会」を立ち上げました。

会場は筑波学園都市。2009年7月12日(日)~19日(日)に、参加国は60カ国で開催の予定。日本代表選考試験は2008年11月から始まり、計4人の代表が決まります。さらに、2010年には化学オリンピックが日本で開催されます。

このシリーズでは、これから、科学オリンピック(生物学、化学)の日本開催に向けて、科学オリンピックの実態、挑戦への道のりなどをお伝えしていきます。

日本の科学技術向上に向け、多くの生徒、先生方、父兄の皆さんが、科学オリンピックに興味を持ち、挑戦してもらうことが目標です。
(事務局:伊奈恵子)
取材協力:国際生物学オリンピック日本委員会・日本科学技術振興財団
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